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「夏越の祓(なごしのはらえ)」完全ガイド!【2026年6月27日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館

現場日記

2026.06.27 (Sat) 更新

【2026年6月27日更新】

 皆さん、おはようございます。

 塗替え情報館・清水町本店のアドバイザー、佐野です。

 

【2026年最新】半年の穢れをリセット!「夏越の祓(なごしのはらえ)」とは?意味・茅の輪くぐりの作法・限定御朱印やおすすめの食べ物まで完全ガイド

 早いもので、今年ももうすぐ7月を迎えますね。

 ついこの間、お正月を迎えたばかりのような気がしますが、2026年もあっという間に前半の半年が過ぎようとしています。

 この時期、全国の神社を訪れると、境内に見上げるほど大きな「草で編まれた輪」が設置されているのを見かけたことはありませんか?

「見たことはあるけれど、あれって何の意味があるの?」

「どうやってくぐればいいのか分からなくて、いつも素通りしてしまう……」

 それは、日本古来の重要な神事「夏越の祓(なごしのはらえ)」のためのものです。

 日々を忙しく過ごしていると、知らず知らずのうちに心身に疲れやストレス、そして目に見えない「邪気(穢れ)」が溜まっていくもの。

 夏越の祓は、そんな前半の半年のデトックスを行い、これからの厳しい本格的な夏を無病息災で乗り切るための、言わば『心と体のリセットボタン』のような行事です。

 今回は、この「夏越の祓」について、その歴史や特徴、絶対に失敗しない「茅の輪くぐり」の正しい作法、身代わりとなってくれる「人形(ひとがた)」の使い方、そしてこの日に食べたい縁起の良い和菓子まで徹底的に解説します!

 この記事を読めば、今年の6月30日はきっと神社へ足を運びたくなるはず。

 心も体もすっきりと清々しい状態で、2026年の後半戦をスタートさせましょう!

   

1.「夏越の祓(なごしのはらえ)」とは?その意味と歴史

 そもそも「夏越の祓」とはどのような行事なのでしょうか。

 まずはその由来や、現代に受け継がれる意味について学んでいきましょう。

年に2回ある「大祓(おおはらえ)」の一つ

 神道では、1年のうちに大きく分けて2回、犯した罪や心身の「穢れ(けがれ)」を祓い清める一斉清掃のような神事を行います。

 これを「大祓(おおはらえ)」と呼びます。

  • 6月30日:夏越の祓(なごしのはらえ)

    … 1月から6月までの半年の穢れを祓い、これから迎える夏の疫病や災厄を退けるための儀式。

  • 12月31日:年越の祓(としこしのはらえ)

    … 7月から12月までの半年の穢れを祓い、清らかな心身で新しい年(お正月)を迎えるための儀式。

 大晦日の「年越の祓」は除夜の鐘などもあって馴染み深いかもしれませんが、実は折り返し地点である6月末の「夏越の祓」も、古来の日本人にとっては同じくらい、あるいはそれ以上に重要な意味を持っていました。

なぜ「6月末」に行うの?

 現代のようにエアコンも医療も発達していなかった時代、日本の「夏」は非常に過酷な季節でした。

 高温多湿な日本の夏は、食中毒が起きやすく、感染症(疫病)が大流行する恐怖の季節だったのです。

 また、梅雨時の大雨や台風といった自然災害も多く発生しました。

 そのため、本格的な夏を迎える直前の「6月30日」というタイミングで、一度心身を究極にクリーンな状態に戻し、「神様、どうかこの夏を病気せず、無事に越えさせてください」と祈る必要があったのです。

 これが「夏を越える」=「夏越」の語源となっています。

「穢れ(けがれ)」の本当の意味

 神道でいう「けがれ」とは、犯罪を犯したといった道徳的な罪だけを指すのではありません。

 一説には、「気枯れ(きがれ)」、つまり「元気が枯れてしまっている状態」を意味すると言われています。

  • 仕事や育児が忙しくて、心に余裕がない

  • なんとなく体が重くて、やる気が出ない

  • 他人の愚痴を聞いたり、ネガティブなニュースを見たりして心が淀んでいる

 これらはすべて「気が枯れている(=穢れている)」状態です。

 夏越の祓は、こうした日常の生活の中で自然とすり減ってしまった私たちの「元気・生命力」を取り戻し、元の清らかな状態(元気に満ちた状態)に戻すための素晴らしい智慧なのです。

   

2.夏越の祓の最大の特徴「茅の輪(ちのわ)くぐり」

 夏越の祓と聞いて、多くの人が最初に思い浮かべるのが、境内に設置される大きな緑色の輪、「茅の輪(ちのわ)」です。

 なぜ草の輪をくぐるのか、その不思議な儀式の背景には、ある日本神話が深く関わっています。

「茅の輪」の由来と蘇民将来(そみんしょうらい)の伝説

 茅の輪の起源は、奈良時代に編纂された『備後国風土記(びんごのくにふんどき)』にある、日本神話の神様「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」にまつわるお話にあります。

【蘇民将来の物語】

旅の途中で日が暮れてしまい、宿を探していた素戔嗚尊。ある地域で、大変裕福な「巨旦将来(こたんしょうらい)」という男に宿を乞いましたが、冷たく断られてしまいます。

一方、その兄である「蘇民将来(そみんしょうらい)」は、大変貧しかったにもかかわらず、素戔嗚尊を快く迎え入れ、粟で作った食事でもてなし、真心の限りを尽くして一晩泊めてあげました。

数年後、再びその地を訪れた素戔嗚尊は、蘇民将来への恩返しとしてこう言いました。

「これからこの地に恐ろしい疫病が流行るだろう。お前とその家族は、腰に『茅(ちがや)』で編んだ小さな輪を巻きつけておきなさい」

その後、言われた通りにした蘇民将来の家族だけは疫病から免れ、代々繁栄しました。

 この伝説がもととなり、最初は腰につける小さな御守りだった「茅の輪」が、時代を経て、人間がくぐり抜けられるほどの大きな輪へと変化していきました。

茅(ちがや)という植物のすごい生命力

 茅の輪の材料である「茅(ちがや)」は、イネ科の植物です。

 非常に繁殖力が強く、刈っても刈ってもすぐに青々と生い茂ることから、古来より「強靭な生命力の象徴」とされてきました。

 また、その鋭い葉の形が「刃物」を連想させるため、魔を切り裂く、邪気を祓う特別な力が宿っていると信じられていたのです。

   

3.【完全図解】絶対に失敗しない「茅の輪くぐり」の正しい作法

 「いざ神社の茅の輪の前に立つと、どっちから回ればいいのか分からなくなる……」という方のために、基本のくぐり方を分かりやすく解説します。

 茅の輪くぐりは、基本的に「∞(無限大)」の形を描くように、左回り、右回り、左回りと合計3回(または4回)くぐるのが正式な作法です。

【茅の輪くぐりの基本ルート】
  [スタート]正面で一礼
     ↓
  ① 輪をくぐって【左】へ回り、正面に戻る
     ↓
  ② 輪をくぐって【右】へ回り、正面に戻る
     ↓
  ③ 輪をくぐって【左】へ回り、正面に戻る
     ↓
  ④ 最後に輪をくぐって、そのまま【本殿】へ進んで参拝

ステップごとの詳しい手順と所作
  1. 茅の輪の正面に立ち、軽く一礼(お辞儀)をします。

  2. 左足から跨ぐようにして輪をくぐり、左側へ大きく回って、再び輪の正面に戻ってきます。

  3. 正面に戻ったら一礼。次は右足から跨ぐようにして輪をくぐり、今度は右側へ大きく回って、正面に戻ってきます。

  4. 正面に戻ったら一礼。再び左足からくぐり、左側へ回って正面に戻ります。

  5. 最後に一礼し、左足からくぐって、今度は回らずにそのまま本殿(神様の前)へと進みます。

  6. 本殿に到着したら、通常の「二礼二拍手一礼」で参拝します。

💡 ポイント:足の出し方

基本は**「左回りのときは左足から」「右回りのときは右足から」**と覚えておくと迷いません。

※神社によっては「左・右・左」の3回で終わるところや、独自の回り方を指定している場合(案内看板が出ています)もありますので、境内の案内掲示に従うのが一番確実です。

くぐりながら唱える「唱え詞(となえことば)」

 茅の輪をくぐっている最中、口の中で小さな声で、あるいは心の中で以下の「唱え詞」を唱えると、より効果が高まるとされています。

 神社によって推奨される言葉は異なりますが、代表的なものを3つご紹介します。

  • 「祓へ給ひ(はらえたまい) 清め給へ(きよめたまえ) 守り給ひ(まもりたまい) 幸へ給へ(さきわえたまえ)」

    (もっとも万能で親しみやすい神道の言葉です)

  • 「水無月の(みなづきの) 夏越の祓する人は(なごしのはらえするひとは) 千歳の命(ちとせのいのち) 延ぶといふなり(のぶというなり)」

    (「6月の夏越の祓をする人は、寿命が1000年も延びるそうですよ」という意味の有名な和歌です)

  • 「蘇民将来(そみんしょうらい) 蘇民将来(そみんしょうらい)」

    (前述の伝説にちなみ、私は蘇民将来の子孫です、だから病気から守ってください、とアピールする言葉です)

   

4.もう一つの重要な儀式:自分の身代わり「人形(ひとがた)」

 夏越の祓のもう一つの主役が、紙で作られた人間の形の白いお札、「人形(ひとがた)」(または形代:かたしろ)です。

 「茅の輪くぐりは知っていたけれど、人形は使ったことがない」という方は非常にもったいない!

 これこそが、究極のパーソナル・デトックスです。

人形(形代)の使い方3ステップ

 人形は、自分の体についた罪や穢れ、病気の原因などを紙に移し、自分の「身代わり」として神社に奉納するためのものです。

ステップ 行うこと 具体的なやり方・作法
Step 1 名前と年齢の記入 人形の表面に自分の氏名を、年齢(数え年、または満年齢。神社の指示に従う)を書き込みます。
Step 2 体を撫でる その紙の人形で、自分の体を頭から足先まで、優しく撫で回します。特に「最近肩が凝るな」「胃腸の調子が悪いな」など、調子の悪い部分や気になるところは念入りに撫でることで、その不調を人形に吸い取らせます。
Step 3 息を吹きかける 人形に向かって、フッ、フッ、フッと3回息を吹きかけます。 これにより、自分の体内の淀んだ気が人形へと完全に移ります。

 こうして自分の穢れを移した人形を神社に納めると、神職の方が後日、お祈りを捧げながら川や海に流したり、お焚き上げ(燃やす)をしたりして、完全に消滅させてくれます。

 最近では、6月に入ると社務所の前に人形が置かれ、誰でも自由に持ち帰って初穂料(数百円~)と共に納められるようになっている神社がほとんどです。

   

5.食べるデトックス!夏越の祓にいただく「和菓子」と「開運フード」

 「一年の折り返し」という節目を大切にする日本人は、行事食(食べ物)にも素敵な意味を込めました。

 夏越の祓の日に絶対に食べたい、おすすめの開運フードをご紹介します。

① 京都発祥の定番和菓子「水無月(みなづき)」

 夏越の祓の食べ物として圧倒的な知名度を誇るのが、「水無月(みなづき)」という和菓子です。

 白いういろうの上に、甘く煮た小豆(あずき)がぎっしりと乗せられ、三角形にカットされているのが特徴です。

 実は、この見た目すべてに魔除けの意味があります。

  • 三角形の形: 暑さをしのぐための「氷」を表しています。室町時代、宮中では冬に貯めておいた氷を夏に取り寄せて食べる「氷の節句」という贅沢な行事がありましたが、庶民にはとても手の届かない高級品でした。そこで、氷に似せた三角形のういろうを食べて、涼をとったのが始まりです。

  • 上の小豆(あずき): 古来より赤色には「魔除け・厄除け」の力があるとされています。

 もちもちとした食感と小豆の優しい甘さは、初夏の疲れた体にじんわりと染み渡ります。

 6月30日が近づくと、全国の和菓子屋さんやスーパーの和菓子コーナーに並びますので、ぜひ探してみてください。

② 近年の新定番!「夏越ごはん(なごしごはん)」

 「甘いものは苦手」「もっとガッツリ開運したい!」という方におすすめなのが、近年リバイバルされて全国の神社や飲食店が推している「夏越ごはん」です。

 これは、二十穀米や雑穀ごはんの上に、茅の輪をイメージした「丸い食材」を乗せた丼もののこと。

 一般的には、以下の具材がよく使われます。

  • かき揚げ(玉ねぎや人参を丸く揚げたもの)

  • 夏野菜(ゴーヤ、トマト、オクラなど輪切りにすると丸いもの)

 さらに、邪気を祓う「おろし生姜」などを添え、さっぱりとしたタレをかけていただきます。

 夏バテ予防の栄養補給としても完璧なメニューですね!

   

6.2026年の夏越の祓をさらに楽しむ!「限定御朱印」の魅力

 近年、御朱印集めを趣味にしている方の間でも、6月の「夏越の祓」は外せない大イベントとなっています。

 多くの神社では、6月中旬から7月上旬にかけて、「茅の輪」のイラストが描かれた鮮やかなグリーンの限定御朱印や、切り絵で茅の輪を表現した特別な御朱印を授与しています。

 青々とした茅の輪のスタンプが押された御朱印は、見ているだけでも涼しげで、持っているだけで下半期の運気が上がりそうなパワーに満ちています。

⚠️ 御朱印巡りの注意点

6月30日の当日は、どこの神社も大変混雑します。熱中症対策を万全にすることはもちろん、神社によっては「限定御朱印は数量限定」「事前に書き置きのみの対応」となっている場合もあります。各神社の公式SNSやホームページを事前にチェックしてからお出かけするのがスマートです。

   

7.まとめ:2026年後半を最高にするための「3つのステップ」

 最後に、今年の夏越の祓を有意義に過ごすためのポイントをまとめます。

  1. 6月30日(またはその前後)に近くの神社へ行き、「茅の輪」を「∞」の形で3回くぐる。

  2. 「人形(ひとがた)」に自分の名前を書き、体を撫でて息を吹きかけ、身代わりとして納める。

  3. おうちに帰ったら、厄除けの和菓子「水無月」や「夏越ごはん」を食べて、お腹の中からデトックスする。

 私たちは日々、一生懸命生きているからこそ、心も体も少しずつ疲れて「気」が枯れてしまうものです。

 それは決して悪いことではなく、頑張っている証拠。

 だからこそ、この「夏越の祓」という1年のちょうど真ん中の節目を使って、溜まったものを一度きれいに洗い流してあげましょう。

 遠くの有名な神社に行かなくても、あなたの産土神社(地元の氏神さま)でも温かく迎えてくれます。

 ぜひ、清々しい夏の風を感じながら、神社へ足を運んでみてくださいね。

 皆さんの2026年後半が、病気一つなく、笑顔とエネルギーに満ちあふれた素晴らしい日々になりますように!

    

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