錆(サビ)の再発生に注意!なぜ何度塗装してもサビは復活するのか?【2026年9月15日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
【2026年9月15日更新】
皆さん、おはようございます。
【完全保存版】錆(サビ)の再発生に注意!なぜ何度塗装してもサビは復活するのか?発生メカニズムと完璧な防錆対策を徹底解説
DIYで愛車やバイク、家のフェンス、DIYの棚などを塗装した経験がある方なら、一度はこんな絶望を味わったことがあるのではないでしょうか。
「丁寧にワイヤーブラシでサビを落として、綺麗にペンキを塗ったはずなのに、たった数ヶ月で塗膜の下から膨らみが出てきて、また真っ赤なサビが浮き出てきた…」
「業者に頼んで塗装し直してもらったのに、数年で同じ場所からサビが再発してしまった…」
そう、サビ(錆)対策において最も厄介で、多くの人を悩ませるのが「サビの再発生(再発)」です。
一度発生したサビは、まるでがん細胞のように金属の奥深くに潜み、表面をどれだけ綺麗に塗り直しても、隙あらば何度でも復活してきます。
「一体なぜ、しっかりペンキを塗ったのにサビは再発してしまうのか?」
「サビの根絶は不可能なのか?」
本記事では、「錆の再発生に注意!」をメインテーマに掲げ、化学的なアプローチによるサビ発生の根本的なメカニズムから、塗装後にサビが再発してしまう物理的・化学的理由、そしてプロが行う再発防止策・下地処理の極意までを、どこよりも詳しく・分かりやすく解説します。
愛車や大切な金属製品をサビの恐怖から守り、二度と無駄な塗り直し作業を繰り返さないための「バイブル」として、ぜひ最後までお読みください。
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1.そもそも「錆(サビ)」とは何か?化学的メカニズムを解き明かす
サビの再発生を防ぐためには、まず「敵」を知る必要があります。
私たちが日常的に「サビ」と呼んでいる物質は、化学的に見るとどのような現象によって生まれているのでしょうか。
① 金属が「元の姿(酸化物)」に戻ろうとする自然現象
私たちが日常で使っている鉄(鋼鉄)は、自然界にそのままの形で存在していたわけではありません。
もともとは「鉄鉱石(赤鉄鉱:Fe₂O₃など)」という酸化鉄の状態で地球上に存在していました。
人間は、この鉄鉱石に莫大な熱エネルギーと還元剤(コークスなど)を加え、酸素を無理やり引き剥がす(還元する)ことで、利便性の高い「純粋な鉄(Fe)」を作り出しました。
しかし、化学の法則(熱力学の第二法則)において、物質は常に「エネルギー状態が高く不安定な状態」から「エネルギー状態が低く安定した状態」へと戻ろうとします。
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鉄(Fe):人間がエネルギーを与えて作った「不安定な状態」
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酸化鉄(Fe₂O₃・nH₂Oなど):地球上に何億年も存在していた「安定した状態」
つまり、鉄がサビるという現象は、鉄が自然の本来の姿(酸化物)に戻ろうとする極めて自然で可逆的な化学反応なのです。
人間が自然の法則に逆らって金属を利用している以上、サビとの戦いは終わることがありません。
② サビ発生の「2大要素」:水(H₂O)と酸素(O₂)
鉄が酸化してサビに変化するためには、絶対に欠かせない「2つの必須物質」が存在します。
それが「水」と「酸素」です。
どちらか一方だけでは、鉄は急速にサビることはありません。
例えば、完全に空気を抜いた脱酸素状態の水中に鉄を入れてもサビませんし、湿気がまったく存在しない完全な乾燥空気(真空に近い状態)の中に鉄を放置してもサビは発生しません。
「水 + 酸素 + 鉄」が揃った瞬間、腐食の回路(電気化学反応)が完成するのです。
③ 腐食の電気化学反応(ミクロの電池現象)
鉄の表面でサビが発生するとき、ミクロの視点では小さな「局部電池(腐食電池)」が形成されています。
鉄の表面には、不純物や結晶構造の違い、物理的な傷、応力(力のかかり具合)の差などによって、微妙に電気的な電位差が存在します。
そこに水滴(水膜)が付着すると、水が電解質溶液の役割を果たし、ミクロな電子の移動が始まります。
アノード反応(酸化反応・金属の溶解)
電位の低い部分(アノード=陽極)では、鉄原子が電子(e⁻)を放出して鉄イオン(Fe²⁺)となり、水の中に溶け出します。
これが「金属が腐食する(痩せていく)」直接の原因です。
カソード反応(還元反応)
放たれた電子(e⁻)は鉄の中を通って電位の高い部分(カソード=陰極)へ移動します。
カソード側では、水に溶け込んでいる酸素と水分子が電子を受け取り、水酸化物イオン(OH⁻)を生成します。
サビ(水酸化鉄・酸化鉄)の生成
アノードで生まれた鉄イオン(Fe²⁺)と、カソードで生まれた水酸化物イオン(OH⁻)が水の中で出会うことで、まず「水酸化第一鉄(Fe(OH)₂)」が作られます。
この水酸化第一鉄が、さらに水中に溶けている酸素と反応(酸化)することで、私たちがよく知る「赤サビ(水酸化第二鉄やオキシ水酸化鉄)」へと変化していきます。
このように、サビの発生とは「金属の表面でミクロな化学電池が作られ、鉄が自ら溶け出して酸素と結合する現象」なのです。
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2.錆(サビ)の種類:赤サビと黒サビの違い
一言に「サビ」と言っても、実は化学構造や性質によっていくつかの種類に分かれます。
特に重要となる「赤サビ」と「黒サビ」の違いを理解しておくことは、サビ対策において不可欠です。
| 項目 | 赤サビ(赤錆) | 黒サビ(黒錆) |
| 主成分 | Fe₂O₃・nH₂O / FeO(OH) | Fe₃O₄(四三酸化鉄) |
| 発生要因 | 水と酸素による自然腐食 | 高熱処理(焼き入れ)や化学処理(赤サビ転換) |
| 体積変化 | 元の鉄の数倍〜10倍以上に膨張する | 元の鉄とほぼ同じ(被膜が非常に薄い) |
| 構造の性質 | 粗雑で多孔質(スカスカ) | 緻密で結晶が詰まっている |
| 金属への影響 | 内部へ侵食し続け、金属を破壊する | 表面を保護し、酸素と水の侵入を防ぐ(防サビ膜) |
悪魔のサビ:「赤サビ」の恐ろしさ
一般的に私たちが「サビて困る」と言うときの対象は、この赤サビです。
赤サビの最大の性質は、「多孔質(スポンジ状でスカスカ)」である点です。
一見すると金属の表面を覆っているように見えますが、ミクロのレベルでは無数の穴が空いています。
そのため、赤サビ自体が水分や酸素を吸い寄せる「スポンジ」の役割を果たしてしまい、サビの下にある奥深い鉄へとどんどん水分を送り込んでしまいます。
さらに、赤サビ化すると金属の体積が数倍から10倍以上に膨れ上がります。
この「膨張力」が、後述する塗膜の剥がれや浮きを引き起こす大きな原因となります。
善のサビ:「黒サビ」による防食
一方、黒サビは鉄の表面に形成される非常に緻密な酸化被膜です。
南部鉄瓶や中華鍋、日本刀の表面に見られる黒光りした被膜がこれにあたります。
黒サビは分子構造が極めて緻密であるため、表面に一度黒サビの膜ができると、外気の酸素や水分子が内部の鉄に届かなくなります。
つまり、「あえて表面に良いサビ(黒サビ)を作ることで、悪いサビ(赤サビ)の侵入を防ぐ」というバリア機能を持つのです。
サビ転換剤(サビチェンジャーなど)と呼ばれるDIY塗料は、この原理を利用し、赤サビを化学反応によって不活性な黒サビ構造へと変形させる薬剤です。
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3.なぜ?塗装したのに「サビが再発生」する6つの根本的理由
ここからが本題です。
ワイヤーブラシで削り、サビ止め塗料を塗り、上塗りペンキで美しく仕上げたはずなのに、なぜ数ヶ月〜数年でサビは再び顔を出すのでしょうか?
「塗料の性能が悪いから」「ペンキ屋の腕が悪いから」と一言で片付けられるものではありません。
塗装後にサビが再発生する裏には、明確な物理的・化学的メカニズムが存在します。
主要な6つの理由を順番に紐解いていきましょう。
【サビ再発生の負の連鎖】
下地に目に見えない赤サビの核が残留
↓
塗膜を透過して「水分」と「酸素」が内部へ浸透
↓
ミクロの腐食電池が再起動(アノード・カソード反応)
↓
赤サビが発生し、体積が数倍〜10倍に膨張(密閉空間での内圧上昇)
↓
塗膜が押し上げられて「浮き・ひび割れ」が発生 ↓ ひび割れから水と酸素が大量侵入し、爆発的にサビが拡大!
原因①:素地調整(ケレン)不足 —— 「目に見えないサビの核」の残留
サビ再発の最大の原因、それは「塗装前の下地処理(ケレン作業)の不完全さ」です。
どれほど高級で高性能なサビ止め塗料を使おうとも、塗る対象(下地)にサビが残っていれば、その塗料は本来の性能を10%も発揮できません。
ミクロの凹凸(ピッティング)に潜む「サビの巣」
鉄が一度赤サビに侵されると、表面は平らではなくなり、ミクロレベルの無数のクレーター(点食・ピッティング)が形成されます。
手作業のワイヤーブラシやサンドペーパー(紙ヤスリ)で表面を磨くと、出っ張っている部分のサビは削れて綺麗になり、一見するとピカピカの金属面が現れたように見えます。
しかし、クレーターの底(くぼみの中)には、目に見えないほど微小な赤サビの結晶や粉末が必ず残っています。
この微小な残留サビこそが「サビの核(シード)」です。
上から塗料を塗ってフタをしたとしても、その内部に「サビの核」が存在している限り、後述する水分や酸素と反応して、塗膜の下で再びサビが成長を始めてしまうのです。
原因②:塗膜の「透過性」 —— 塗料は完全な「防水の壁」ではない
多くの人が誤解している事実があります。
それは「ペンキや塗膜は、水や気体を100%遮断する魔法の壁ではない」ということです。
一見するとツルツルして水分を完全に弾いているように見える塗膜ですが、顕微鏡レベルで観察すると、塗料の樹脂分子と分子の間にはわずかな隙間(高分子鎖の隙間)が存在します。
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水分子の大きさ:約0.3ナノメートル(0.0003ミクロン)
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酸素分子の大きさ:約0.35ナノメートル
これほど極小の水分子や酸素分子は、時間の経過とともに、じわじわと塗膜の分子の隙間を通り抜けて内側へと浸透していきます。
これを化学用語で「塗膜の水蒸気透過性(透湿性)」および「気体透過性」と呼びます。
どんなに分厚くペンキを塗っても、日常の雨水や湿気、大気中の酸素は、数ヶ月〜数年かけて塗膜を「透過」して鉄の表面まで到達します。
もし下地に「サビの核(原因①)」が残っていれば、透過してきた水と酸素が出会った瞬間に腐食反応が再開し、塗膜の下でサビが再発生することになります。
原因③:サビの膨張力による「塗膜の破壊(浮き・剥離)」
サビが再発生した際、なぜ塗装がベロリと剥がれたり、プツプツと泡のように膨らんでしまうのでしょうか。
その理由は、赤サビ特有の「体積膨張」にあります。
前述の通り、鉄が赤サビに変化すると、水酸化物や水和物を取り込むことで、体積が元の金属鉄の約5倍〜12倍に膨れ上がります。
1.塗膜の下のミクロな隙間でわずかに赤サビが発生する。
2.サビが膨張し、塗膜を内側から猛烈な力(膨張圧)で押し上げる。
3.塗膜が耐えきれなくなり、「浮き(ブリスター)」が発生する。
4.浮いた塗膜に目に見えないクラック(ひび割れ)が生じる。
5.そのひび割れから、外の雨水や空気がダイレクトに大量侵入する。
6.爆発的にサビの拡大スピードが加速する。
つまり、サビの再発生は「じわじわ進行する段階」から、一度塗膜が破れると「一気に崩壊する段階」へとシフトする仕組みになっているのです。
原因④:塩分・塩素イオンの抱き込み —— 悪魔の触媒「塩」の恐怖
海岸近く(塩害地域)や、冬場に融雪剤(塩化カルシウム・塩化ナトリウム)が撒かれる地域で特にサビが再発しやすいのは、「塩分(塩素イオン:Cl⁻)」が下地に残ったまま塗装してしまうためです。
塩素イオンは、サビの化学反応において「最悪の触媒(反応加速剤)」として機能します。
塩素イオンが引き起こす破壊工作
1.不動態皮膜の破壊:
鉄の表面にある自生的な保護膜を強力に溶かして破壊する。
2.水の電導性を爆発的に高める:
水滴の中に塩素イオンが溶けると、電気(イオン)が非常に流れやすくなり、アノード・カソード間の電気化学反応が数十倍〜数百倍のスピードに跳ね上がる。
3.洗っても落ちにくい:
塩素イオンは金属の超微細な凹凸に強力に付着するため、ただ水でサッと洗った程度では完全に除去できない。
塩分が付着したままの鉄板の上にいくら高級な塗料を塗っても、内部で塩素イオンが水分と酸素を引き寄せ、猛烈な勢いで再腐食を引き起こします。
塗装の内部に「サビの超強力加速剤」を閉じ込めてしまっている状態なのです。
原因⑤:塗膜の乾燥不足と膜厚(厚み)不足
塗装作業における施工上のミスも、サビの再発を強力に後押ししてしまいます。
膜厚不足(塗りが薄すぎる)
塗料には製品ごとに指定された「標準塗布量(必要な膜厚)」が存在します。
刷毛やスプレーで塗る際、塗料をケチったり伸ばしすぎたりして塗膜が薄くなると、前述した水分子や酸素分子の透過スピードが格段に速くなります。
また、塗料が乾燥する過程でピンホール(微小な穴)ができやすくなり、そこから水がストレートに浸透します。
ピンホールとエッジ(角)効果
金属の「角(エッジ部分)」や「溶接のバリ」は、液体の塗料が表面張力によって弾かれ、膜厚が極端に薄くなりやすい場所です。
平らな面はきれいに塗れていても、角の部分だけ塗膜がミリ単位で途切れており、そこからサビが再発して全体に広がっていくケースが非常に多く見られます。
乾燥不足(溶剤の抱き込み)
1液型の塗料や希釈剤(シンナー)を混ぜる塗料において、1回目を塗った後に十分な乾燥時間を置かず、表面だけが乾いた状態で2回目を重ね塗りしてしまうと、内部に湿気や溶剤(シンナー分)が閉じ込められます。
この閉じ込められた水分や溶剤が、内部から鉄を侵食したり、塗膜に泡(気泡)を作って破壊する原因になります。
原因⑥:塗料の選定ミス —— 「サビ止め」と「ただのペンキ」の違い
DIYでよくある失敗が、「ホームセンターで買った安価な上塗り用油性スプレーを、サビた鉄にそのまま吹き付ける」という施工です。
一般的な仕上げ用塗料(アクリル塗料やアルキド塗料など)と、専門の「防錆塗料(サビ止め塗料)」とでは、期待される役割と成分が全く異なります。
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仕上げ塗料の役割:色をつける、ツヤを出す、耐候性(紫外線耐性)を高める。
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サビ止め塗料の役割:金属への強力な密着性、防食顔料による化学的サビ抑制、高い遮断性。
仕上げ塗料には、金属に対する強力な密着力や防食効果(腐食を止めるイオンを出す効果)はほとんどありません。
下地にサビ止め塗料(エポキシ樹脂系など)を挟まずに直接ペンキを塗ってしまうと、塗膜が鉄に密着せず、簡単に水が抱き込まれてサビが即座に再発します。
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4.プロはこうする!サビの再発生を「極限まで防ぐ」素地調整(ケレン)の技術
塗装におけるサビ対策の成否は、「ケレン(素地調整)が8割、塗装が2割」と言われるほど、下地処理がすべてを握っています。
サビの再発を防ぐためにプロが行っているケレン作業の等級と、それぞれの特徴を理解しましょう。
【ケレン作業の等級とサビ再発リスク】
[1種ケレン]
ブラスト処理 (サビ除去率: 100%) 再発リスク: ★☆☆☆☆ (極めて低い・最高峰)
[2種ケレン]
ディスクサンダー・塗膜剥離 (サビ除去率: 90〜95%) 再発リスク: ★★☆☆☆ (低い)
[3種ケレン]
ワイヤーブラシ・手工具 (サビ除去率: 50〜70%) 再発リスク: ★★★★☆ (高い・サビの核が残りやすい)
[4種ケレン]
清掃程度 (サビ除去率: ほぼ0%) 再発リスク: ★★★★★ (確実に再発する)
1種ケレン(サンドブラスト / ショットブラスト)
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方法:コンプレッサーの圧縮空気を使って、砂(ガーネット)やガラスビーズ、スチールショックなどの研削材を猛烈な勢いで金属表面に吹き付ける方法。
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効果:ミクロのクレーターの底に潜むサビの核まで完全に粉砕・吹き飛ばし、100%純粋な金属面(完全な銀白色)を露出させます。
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サビ再発抑止力:最高峰。大型船、橋梁、自動車のフルレストアなどで行われます。個人設備で行うのは難しいのが難点です。
2種ケレン(電動工具・パワーツール)
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方法:ディスクサンダー、ワイヤーカップ、カップホイールなどの電動工具を使用し、古い塗膜と赤サビを徹底的に削り落とす方法。
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効果:サビをかなり深い部分まで削り取ることができます。金属の地肌をしっかり出すことができますが、非常に深い点食の底にはわずかにサビが残るリスクがあります。
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サビ再発抑止力:高レベル。本格的なDIYや建築塗装で推奨されるレベルです。
3種ケレン(手工具)
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方法:ワイヤーブラシ、スクレーパー、サンドペーパーなどを使って、手作業で浮いたサビや剥がれかけた塗膜を落とす方法。
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効果:密着している活膜(生きている塗膜)や、凹みの奥にあるサビは落ちずに残ります。
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サビ再発抑止力:低い〜中程度。日曜大工で最もよく行われますが、サビの再発生確率が非常に高い施工方法です。
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5.サビの再発を封じ込める!最強の塗装プロセスと防錆テクノロジー
もしサンドブラストのような大規模な設備が使えず、3種ケレンや2種ケレンレベルでしかサビを落とせない場合、どのようにしてサビの再発を防げば良いのでしょうか。
現代の化学テクノロジーを駆使した「サビ再発防止策」を具体的に解説します。
対策①:「サビ転換剤(赤サビ→黒サビ化)」の正しい活用
ケレンで削りきれなかったクレーター内部の「赤サビの核」に対して極めて有効なのが、サビ転換剤(サビコンバーター)です。
サビ転換剤の仕組み
タンニン酸や高分子エマルジョンなどを主成分とした薬剤で、脆く多孔質な「赤サビ(Fe₂O₃)」と化学反応を起こし、緻密で不活性な「黒サビ(Fe₃O₄)やタンニン酸鉄キレート化合物」へと変質させます。
使用時の重大な注意点(ここを間違えると逆効果!)
サビ転換剤は夢のような薬剤ですが、使い方を誤ると逆にサビの再発を引き起こします。
1.浮きサビは絶対に削り落とす
ボロボロと剥がれる分厚い赤サビの上から塗っても、奥まで薬剤が浸透せず、内部で赤サビが進行します。
厚いサビは削り落とし、「うっすら残ったサビ」に対して塗るのが基本です。
2.赤サビがない「ピカピカの鉄」には塗らない:
サビ転換剤は赤サビと反応して被膜を作るため、サビていない生鉄に塗ると密着せず、簡単にベロリと剥がれる弱点があります。
3.完全乾燥を待つ:
水性の転換剤が多く、水分が残ったまま上塗り塗料を重ねると、内部に水を閉じ込めることになります。推奨乾燥時間を厳守してください。
対策②:浸透型エポキシ樹脂系サビ止め塗料の採用
プロの防錆塗装において、最も評価が高いのが「2液型強溶剤エポキシ樹脂系サビ止め塗料」です。
なぜエポキシ樹脂が防錆に最強なのか?
1.圧倒的な「密着力」:
金属分子と強固に化学結合(アンカー効果)し、塗膜が絶対に剥がれない下地を作ります。
2.極めて低い「水蒸気・酸素透過性」:
塗膜の分子密度が非常に高く、水や酸素の侵入を長期間にわたってブロックします。
3.毛細管現象による浸透性:
非常に粘度が低く浸透性に優れた「浸透型エポキシサビ止め」は、ケレンで落としきれなかったサビの微細な隙間(ポア)の奥深くまでツルツルと吸い込まれるように入っていき、サビの核を樹脂で完全にカプセル化(密閉封じ込め)します。
サビの再発を本気で防ぎたい場合は、ホームセンターの1液型アクリルスプレーではなく、2液(主剤と硬化剤を混ぜるタイプ)のエポキシサビ止め塗料を絶対に使用すべきです。
対策③:防食顔料による「化学的バリア(犠牲防食・被膜形成)」
高級な防錆塗料には、ただ被膜を作るだけでなく、化学的にサビを抑え込む「防食顔料」が配合されています。
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亜鉛末(ジンクリッチペイント):鉄よりもイオン化傾向が大きい「亜鉛(Zn)」を大量に配合した塗料。水分が侵入してきた際、鉄の代わりに亜鉛が自ら溶け出してサビることで、鉄の腐食を身代わりとなって防ぎます(犠牲防食作用)。車の下回りや標識の柱などに使われます。
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変性エポキシ・シアナミド鉛・リン酸塩系顔料:水に溶け出すと金属表面に不動態化被膜を瞬時に形成し、電気化学反応(アノード反応)をストップさせる働きを持ちます。
対策④:脱脂(脱塩)と厚塗り(重防食)の鉄則
塗装作業の直前に行うべき重要な工程が「脱脂(パーツクリーナーやシリコンオフでの清掃)」と「脱塩(水洗い)」です。
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油分の除去:手の油や作業時の油脂が残っていると、そこだけ塗膜が弾かれてピンホール(微細な穴)になります。
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十分な膜厚(塗り重ね):どんなに良い塗料でも1回塗りでは絶対にピンホールが存在します。「下塗り(サビ止め)1〜2回 + 上塗り2回」のように、必ず指定された塗り重ね回数を守り、十分な塗膜の厚み(目安として100〜200ミクロン以上)を確保することが、水分透過を防ぐ物理的な防壁となります。
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6.まとめ:サビの再発生を防ぐための「絶対チェックリスト」
最後にもう一度、本記事の要点を振り返り、サビの再発生を防ぐためのゴールデンルールをまとめます。
サビ再発防止の【5大ゴールデンルール】
1. ケレン(下地処理)に全体の8割の時間を費やす
(削れるサビはコンマ1ミリまで残さず削り落とす)
2. 削りきれないサビの核には「サビ転換剤」を正しく効かせる
(厚サビは削り、うっすら残ったサビにのみ浸透させる)
3. 下塗りには「2液型エポキシ樹脂系サビ止め塗料」を選択する
(水と酸素の透過を遮断し、サビの核をカプセル化する)
4. 塗装直前に「シリコンオフ等での脱脂」と「脱塩」を徹底する
(目に見えない油分と塩分が密着不良と急速サビを引き起こす)
5. 塗膜の厚み(膜厚)を確保し、角(エッジ)を念入りに塗る
(ケチらず2回以上塗り重ね、水分の通り道を完全遮断する)
サビ再発防止の【5大ゴールデンルール】
1. ケレン(下地処理)に全体の8割の時間を費やす
(削れるサビはコンマ1ミリまで残さず削り落とす)
2. 削りきれないサビの核には「サビ転換剤」を正しく効かせる
(厚サビは削り、うっすら残ったサビにのみ浸透させる)
3. 下塗りには「2液型エポキシ樹脂系サビ止め塗料」を選択する
(水と酸素の透過を遮断し、サビの核をカプセル化する)
4. 塗装直前に「シリコンオフ等での脱脂」と「脱塩」を徹底する
(目に見えない油分と塩分が密着不良と急速サビを引き起こす)
5. 塗膜の厚み(膜厚)を確保し、角(エッジ)を念入りに塗る
(ケチらず2回以上塗り重ね、水分の通り道を完全遮断する)
鉄という金属を人間が便利に使っている以上、地球の自然の摂理(酸化)との戦いに終わりはありません。
しかし、「なぜサビが再発するのか」という科学的理由(水と酸素の透過、目に見えないサビの核、体積膨張、塩素イオンの触媒作用)を正しく理解していれば、どの工程を妥協してはいけないかが明確に見えてくるはずです。
「ただ上からペンキを塗って隠す」だけの不完全な補修からは卒業し、正しいケレンと最新の防錆技術を組み合わせることで、サビの再発生を長期間にわたって完璧に封じ込めましょう!
今回はDIYにおける考え方をまとめてみましたが、一般住宅における付帯物へのサビも同様の考え方になります。
ここまで見て頂いた通り、下地処理に徹底的にこだわらない限りは、サビは再発生してしまう可能性が高いという事です。
塗替え情報館の下地処理は、金属部の厚み等を考慮して3種ケレンがメインになります。
そのため、どうしても再発生のリスクは高くなっていきます。
サビが発生する前に塗装をお考えいただくことで、これらの心配もなくなっていきます。
是非ともお家の長期安定を求めるためには、定期的なチェックとご相談をお願い致します!
静岡県沼津市・三島市・富士市、静岡市を中心として、静岡県にお住いの皆様におかれましては、塗替え情報館では、お家に関する相談や現場調査、見積提出まで無料で行っておりますので、是非ともご利用ください。
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皆様にお会いできることを楽しみにしております!

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