バルコニー(ベランダ)の笠木や手すりは塗るの?【2026年5月12日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
2026.05.12 (Tue) 更新
【2026年5月12日更新】
皆さん、おはようございます。
お客様からよく「バルコニー(ベランダ)の笠木・手すりは塗装しないの?」という質問を受けます。
そんな質問に本日はお答えしていきます。
バルコニー(ベランダ)の「笠木(かさぎ)」や「手すり」。
普段あまり意識することのないパーツですが、外壁塗装を検討する際、ここを「塗るべきか、塗らざるべきか」は非常に悩ましい問題です。
結論から申し上げますと、「素材の種類」と「現在の状態」によって正解が180度変わります。
今回は、建物の寿命を延ばすためのメンテナンスの視点から、笠木・手すり塗装のメリットとデメリット、そして「塗ってはいけないケース」について徹底的に解説します。
ベランダの笠木・手すり塗装:徹底ガイド
1.そもそも「笠木(かさぎ)」とはどの部分か?
ベランダやバルコニーの塀の最上部に被せられている仕上げ材を「笠木」と呼びます。
役割は大きく分けて2つです。
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躯体の保護: 塀の内部に雨水が浸入するのを防ぐ「傘」の役割。
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意匠性: 外壁のアクセントとしてのデザイン的役割。
手すりはその上に設置されている金属製の柵を指しますが、笠木と一体化しているケースも多く、これらは常に紫外線や雨風にさらされる「家の中で最も過酷な環境にある部材」の一つです。
2.「塗った方が良い」派の視点:保護と美観の最大化
まずは、塗装を推奨するケースとそのメリットについて深掘りします。
① 金属(鉄部)の防錆(ぼうせい)
もし、ご自宅の笠木や手すりが「スチール(鉄)」製であれば、塗装は必須です。
鉄は表面の塗膜が劣化してチョーキング(白亜化)が始まると、すぐにサビが発生します。
サビは一度発生すると内部へ根深く進行し、最終的には金属に穴を開けます。
穴が開けば、そこから雨水がベランダ内部の木材やコンクリートに浸入し、大規模な腐朽(ふきゅう)の原因となります。
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対策: ケレン(サビ落とし)を丁寧に行った後、防錆塗料(エポキシ樹脂系など)を下塗りし、耐候性の高い上塗り材で仕上げることで、金属の寿命を劇的に延ばせます。
② セメント・木製笠木の防水性維持
最近の住宅では少なくなりましたが、モルタル仕上げの笠木や木製の笠木の場合、塗装が唯一の防御壁です。
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セメント系: 塗膜が切れると水を吸収し、冬場の凍結融解によってひび割れ(クラック)を誘発します。
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木製: 水分を含むと腐朽菌が繁殖し、シロアリの誘引にも繋がります。
これらは定期的に塗装を重ねることで、素材自体の強度を保つ必要があります。
③ 建物全体の美観(意匠性)の統一
外壁をピカピカに塗り替えても、笠木や手すりが色褪せていたり、サビが浮いていたりすると、建物全体が古ぼけて見えてしまいます。
外壁塗装のタイミングに合わせて同系色やアクセントカラーで塗り替えることで、新築時のようなシャープな印象を取り戻すことができます。
3.「塗らない方が良い」派の視点:トラブル回避と素材特性
一方で、良心的な塗装業者が「ここは塗らない方がいいですよ」とアドバイスする場合もあります。
それには明確な技術的理由があります。
① アルミ製・ステンレス製の場合
現代の住宅の多くで採用されている「アルミ製」や「ステンレス製」の笠木・手すりは、基本的に塗装が不要、あるいは不向きです。
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密着性の問題: アルミやステンレスは非常に表面が滑らかで、一般的な塗料が密着しにくい性質を持っています。無理に塗っても、数年でペリペリと剥がれてしまい、かえって見た目が無惨になるリスクが高いのです。
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非腐食性: 鉄と異なり、塗装による防錆を必要としません。アルマイト処理などの表面加工が施されているため、清掃だけで十分長持ちします。
② 塗膜の剥がれが「ストレス」になるリスク
手すりは、布団を干したり、掃除の際に握ったりと、日常的に「摩擦」が生じる場所です。
塗装をした場合、硬いものが当たったり擦れたりすることで、どうしても部分的な欠けや剥がれが生じます。
一度剥がれると、そこから連鎖的に剥離が広がることもあり、そのメンテナンス(タッチアップ)に追われることがデメリットとなる場合があります。
③ 水蒸気の逃げ道を塞ぐリスク(笠木内部の結露)
笠木は「家が呼吸する場所」でもあります。
壁体内部の湿気が笠木の隙間から抜けるような構造になっている場合、厚膜の塗装で完全に密封してしまうと、行き場を失った水分が内部で結露し、中の木材を腐らせる「内部腐朽」を引き起こす危険性があります。
4.判断基準:あなたの家はどちら?
「塗る・塗らない」の判断を下すためのチェックシートを作成しました。
| 素材・状態 | 塗装の推奨度 | 理由 |
| スチール(鉄)製 | ★★★★★(必須) | サビによる腐食を防ぐため。放置は危険。 |
| 木製 | ★★★★★(必須) | 腐りやすいため、防水塗装が不可欠。 |
| モルタル・セメント製 | ★★★★☆(推奨) | ひび割れ防止と防水性向上のため。 |
| アルミ製 | ★☆☆☆☆(非推奨) | 塗料が剥がれやすく、素材自体が丈夫なため。 |
| ステンレス製 | ★☆☆☆☆(非推奨) | アルミ同様、密着が悪く塗装のメリットが薄い。 |
5.塗装する場合の「成功の秘訣」と注意点
もし「塗る」と判断した場合、以下のポイントを業者と確認してください。
下地処理(ケレン)の徹底
金属塗装の命は「ケレン」です。
ヤスリや電動工具で古い塗膜を削り、わざと表面に微細な傷をつける「足付け」作業を行うことで、塗料の密着性を高めます。
この工程を省くと、どんなに高い塗料を使ってもすぐに剥がれます。
最適な塗料の選定
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手すり: 摩擦に強い「硬化剤」を混ぜる2液型のウレタン塗料やシリコン塗料が向いています。
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笠木: 紫外線が直撃するため、耐候性の高い「フッ素塗料」や「無機塗料」を検討するのも一つです。
アルミをどうしても塗りたい場合
「どうしても色を変えたい」という場合は、アルミ専用の下塗り材(プライマー)を使用し、さらに実績のある職人が施工する必要があります。
それでも、将来的な剥離リスクがゼロではないことを理解しておく必要があります。
6.まとめ:賢い選択のために
ベランダの笠木・手すりのメンテナンスは、単なる色付けではありません。
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鉄・木・セメントなら: 家を守るために、迷わず塗装しましょう。
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アルミ・ステンレスなら: 基本は塗装せず、高圧洗浄やクリーナーによる清掃に留めるのが賢明です。
外壁塗装の見積もりを取る際は、業者が「なぜこの部材を塗る(あるいは塗らない)と判断したのか」を質問してみてください。
素材を見極め、メリット・デメリットの両方を説明してくれる業者は信頼に値します。
皆さんの家の大切なベランダが、適切なメンテナンスによって長く美しく保たれることを願っています。
静岡県沼津市・三島市・富士市、静岡市を中心として、静岡県にお住いの皆様におかれましては、塗替え情報館では、お家に関する相談や現場調査、見積提出まで無料で行っておりますので、是非ともご利用ください。
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