現場ブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします！

皆様こんにちは。【三島市・沼津市・富士市・清水町の外壁塗装】塗替え情報館アドバイザーの富井です。

新型コロナウイルスも一旦落ち好き、季節は「梅雨」に入りました。
皆さんのお住まいでは、雨漏りなどに悩まされてはいませんか？

今回は「カラーベスト屋根の雨漏り」について考えてみましょう。

お問い合わせの中には「雨漏りしているので、屋根を塗替えたい」
と言った内容が少なからずございます。

結論から申しますと、これは間違いです。
屋根の塗替えをしても雨漏りは止まりません。

雨漏りの原因はたくさんありますが、比較的多い原因の一つが「縁切り不良」です。
「縁切り」とはカラーベストの板と板が、塗装により貼り付いてしまうのを
カッターや皮スキなどの道具で切り離す事を言います。

画像：板の隙間がペンキで埋まっている

では、なぜ縁切りが必要なのでしょうか？
カラーベストの目地がペンキで埋まったところに、水が侵入すると、
出口を失い、水がたまり釘穴などを伝って部屋の中に雨水が侵入していきます。
日本家屋の「雨仕舞」という考え方は、雨水を高いところから低いところへ、
順番に流していくことで、雨水の侵入を防いでいます。
したがって、出口はふさいではいけないのです。

雨漏り補修のベストな方策は「カバー工法」にて屋根を葺き替える工法です。
ただし、屋根全面をカバーするにはそれなりの費用が必要となります。

今回はお客様の諸事情により「縁切り」+「タスペーサー」施工することで、
改善を試みました。

まず、高圧洗浄後に皮スキで「縁切り」を行いました。

画像：皮スキとハンマーで張り付いた板同士を切り離す。

下塗り後にタスペーサーを使用して目詰まりを防ぎます。
※タスペーサーについてはこちらをクリックしてください。

画像：タスペーサー（クサビ）を差し込み板同士が張り付くのを防ぐ

その後、上塗りを2回施します。
今回は、棟の板金に劣化が見られたため、念の為板金の交換も行いました。

画像：棟の板金交換

今のところは雨漏りは発生していないようです。

すべてが今回のように、雨漏りの改善につながるわけではございませんので、
誤解のないようにお願いいたします。
雨漏り改善について一つ言えることは、「専門店にて調査をすること」
これが重要です。「雨漏り診断士」のいる専門店で診断することが、
雨漏り解消への近道だと考えます。

みなさんも、雨漏り予防、雨漏り改修はぜひ塗替え情報館にお任せください。
ご相談だけでも承ります。遠慮なくお問い合わせください。
お待ちしております。

★外壁塗装工事なら･塗替え情報館へ★
【電話】0120-946-090
【メール】こちらからお問い合わせください
【営業時間】8：00～20：00（メールは24時間受付ております）
【対応エリア】三島市・沼津市・富士市・清水町
※外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください！