シーリング(コーキング)について【第一回】
2020.02.25 (Tue) 更新
みなさんこんにちは!
静岡県沼津市・三島市・富士市の外壁塗装・屋根塗装専門店塗替え情報館です。
今回は「シーリング(コーキング)」についてお伝えします。
外壁塗装や雨漏れ補修などご検討されている皆様は、「シーリング」という言葉はご存知ですか?
注:建築現場ではシーリングとコーキングはほぼ同義語として扱われます。
「コーキング」を直訳すると「詰め物をする」という意味です。
昨今、日本の住宅では外壁に「サイディング材」がよく使われています。
このサイディングのつなぎ目にある目地に施工する、詰め物のことをシーリング(コーキング)と呼びます。
このシーリングを施工することで外壁の裏側に雨水が侵入するのを防いでいます。
従いまして、このシーリングが劣化して行くと雨漏れに繋がり、住宅の劣化が加速していきます。
今回はこのシーリングの施工方法についてお伝えしていきます。
1 まずは、現地調査にてシーリングの劣化度合いを確認します。表面が紫外線により硬化して、ひび割れなどが発生していないか?
接着部が剥がれて、隙間が空いてしまっていないか?
シーリング材が劣化により剥落していないか?などを確認します。
2 施工時はまず既存のシーリングを撤去します。撤去後、新たにシーリングを施工していきます。これをシーリングの「打替え」と言います。
他方で、構造や状態によっては、既存のシーリングを撤去せずに上から「増打ち」する場合もあります。
3 余分なところにシーリング材が付着しないようにマスキングテープを貼ります。
4 シーリング材を確実に付着させるために「プライマー」を塗布します。
いわゆる接着剤のようなものとお考えください。
5 シーリング材を「シーリングガン」と呼ぶ機材を使い、目地に充填します。
6 ヘラで平らにならします。
7 マスキングテープを撤去します。
8 シーリングの完成です。
上記のように、シーリング工事は大変手間のかかる作業です。
途中で途切れたりすると雨漏れの原因になりますし、均一に充填できないと美観を損ねます。シーリング工事は大変気を使う工事といえます。
なおかつ、一般的なサイディング外壁の住宅では外壁、窓まわりのシーリングで合計300m近く施工するときもあります。
従いまして、確実な現地調査を行い、正確なシーリングの長さを積算することが大変重要となります。
なぜなら、正確な積算をして、必要量のシーリング材を発注、施工しなければ雨漏りは防げませんし、発注量が足りなければ、後から追加料金が発生して、お客様にご迷惑をかけてしまう可能性も出てきてしまうからです。
外壁塗装では大変重要な施工内容となりますので、ぜひ覚えておいてください。
次回は、シーリング材の種類についてお伝えします。
お楽しみに!
塗替え情報館 アドバイザー 富井美明
静岡県沼津市・三島市・富士市の外壁塗装・屋根塗装専門店塗替え情報館
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご来店は、こちらをクリック
お問合せは、こちらをクリック
施工事例は、こちらをクリック
お客様のお声は、こちらをクリック