2026年版「京都五山送り火」徹底攻略ガイド!【2026年8月13日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
2026.08.13 (Thu) 更新
【2026年8月13日更新】
皆さん、おはようございます。
本日、8月13日。
京都はお盆を迎え、街全体がどこか厳かで、それでいて独特の熱気に包まれています。
京都の夏を締めくくる最大の伝統行事といえば、そう、「京都五山送り火(きょうとござんのおくりび)」です。
2026年の今年は、8月16日(日)の夜に夜空を焦がす炎が灯ります。
日曜日ということもあり、国内外から非常に多くの観光客が訪れることが予想されます。
「大文字ってどこで見ればきれいに見えるの?」
「5つの文字が全部見える秘密の穴場ってない?」
「大混雑を避けて、静かに祈りを捧げたい……」
そんな願いや疑問を持つあなたのために、今回は「2026年版 京都五山送り火 徹底攻略ガイド」を、どこよりも詳しく、そして実用的な視点からお届けします!
各山の点火時間やベストな鑑賞スポットはもちろん、地元民に愛される穴場エリア、混雑を賢く避けるルート、さらには翌朝のお楽しみ(消し炭拾い)まで、総力を挙げて網羅しました。
とてもボリュームのある内容(大充実の情報量)になっていますので、目次
それでは、幽玄なる祈りの夜へご案内します。
目次
2.ただの観光イベントじゃない!送り火の深い歴史と宗教的意味
4.【2026年版】どこで見る?五山送り火・鑑賞スポット完全攻略
・定番中の定番!圧倒的迫力を味わうスポット
・地元民が教える!混雑を回避する「超穴場」スポット
・一度に複数見える?欲張りさんのための「欲張り鑑賞スポット」
5.特別な夜を演出!ホテル・展望室の特等席プラン(2026年最新情報)
7.知っておくと一目置かれる!送り火の「通」な楽しみ方とマナー
1.2026年 京都五山送り火の基本情報(日程・点火時間)
まずは、今年の開催スケジュールと、絶対に遅れてはならない「点火時間」を正確に把握しておきましょう。
五山送り火は、すべての山が同時に点火されるわけではありません。東から西へと、リレーのように順次点火されていきます。
2026年 開催概要
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開催日:
2026年 8月16日(日) -
点火時間:
20:00 〜 20:20(約20分〜30分間かけて順次点火・燃焼) -
開催場所:
京都市内を囲む5つの山々
スケジュールと点火リレー
各山の点火時間は秒単位で管理されており、天候に問題がなければ以下のタイムスケジュールで夜空に文字が浮かび上がります。
💡 ここがポイント!2026年は8月16日が「日曜日」です。お盆休みの最終日と重なるため、帰省客や観光客が帰路につく前の時間帯(20:00前夜)は、主要な駅や道路、鑑賞スポット周辺が例年以上の大混雑になります。場所取りのタイミングや移動手段は、いつも以上に余裕を持つことが成功の鍵となります。
2.ただの観光イベントじゃない!送り火の深い歴史と宗教的意味
五山送り火を単なる「夏のイルミネーション」や「花火のようなイベント」と思って見に行くのはもったいない!
これがどのような行事なのかを知ることで、ゆらめく炎を見たときの感動の深さがガラリと変わります。
目的は「お精霊(おしょらい)さん」を送ること
五山送り火は、お盆の期間(8月13日〜15日)にこの世(現世)に帰ってきていたご先祖様の霊(お精霊さん)を、再びあの世(冥府)へと送り届けるための宗教的なお盆行事です。
つまり、京都の人々にとっては「観光」ではなく、厳かな「仏事・祈り」の儀式なのです。
実は、五山送り火がいつ、誰の手によって始まったのかは、正確な史料が残っておらず歴史的な謎とされています。
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平安初期に空海(弘法大師)が始めたという説
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室町時代に足利義政が始めたという説
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江戸時代初期に庶民の間で自然発生的に広がったという説
など諸説ありますが、江戸時代の文献にはすでに現在の形に近い送り火が記録されており、数百年にわたって京都の街と人々によって大切に守り続けられてきたことは間違いありません。
すべて京都市登録無形民俗文化財に指定されています。
3.五つの山「全紹介」:文字の由来と意味
それぞれの山には、地元の人々で構成される「保存会」があり、伝統的な手法で火床(ひどこ)が守られています。5つの山それぞれの特徴と個性を紹介します。
① 大文字(だいもんじ)
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山名: 如意ヶ嶽(にょいがたけ)・大文字山
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点火:
20:00 -
特徴:
五山送り火の筆頭。もっとも規模が大きく、京都市内の広い範囲から見ることができます。弘法大師が「大」の字を書いて魔除けとした説や、宇宙の構成要素(地・水・火・風・空)の根本を表す説などがあります。
② 妙(みょう)・法(ほう)
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山名: 松ヶ崎西山(妙)・東山(法)
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点火:
20:05 -
特徴:
2つの山で対をなす珍しい送り火です。鎌倉時代、松ヶ崎の住民が日蓮宗に改宗した際、日像上人が杖で「妙」の字を書き、後年に「法」の字が書き加えられたとされています。現在も南無妙法蓮華経の経文に由来する祈りの火です。
③ 船形(ふながた)
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山名: 船山(ふなやま)
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点火:
20:10 -
特徴:
西賀茂にある、綺麗な船の形をした送り火。唐に留学した西方寺の開祖・慈覚大師が、帰国の際に暴風雨に遭い、「南無阿弥陀仏」と唱えたところ無事に帰国できたという故事にちなみ、その時の船の形を模したと言われています。
④ 左大文字(ひだりだいもんじ)
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山名: 大北山(おおきたやま)
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点火:
20:15 -
特徴:
金閣寺の裏手に浮かび上がる「大」の字。東山の大文字と区別するために「左大文字」と呼ばれます。山の斜面が急なため、まるで夜空に文字が直立して浮かび上がっているかのような、独特の立体感と迫力があります。
⑤ 鳥居形(とりいがた)
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山名: 曼荼羅山(まんだらやま)
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点火:
20:20 -
特徴:
最後に点火される、嵯峨野に位置する鳥居の形。他の山が「薪(割木)」を井桁に組んで燃やすのに対し、鳥居形は「松明(たいまつ)」をそのまま突き刺して燃やすため、オレンジ色というよりは「赤みの強い鮮やかな炎」になるのが特徴です。
4.【2026年版】どこで見る?五山送り火・鑑賞スポット完全攻略
五山送り火をどこで見るかは、旅の満足度を左右する最重要事項です。
あなたの目的に合わせて最適なスポットを選びましょう!
【北エリア:北山通・賀茂川】 ── 妙法・船形が間近!
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【中央エリア:出町柳・京都御苑】 ── 大文字の圧倒的定番!
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【西エリア:金閣寺・西大路】 ── 左大文字のド迫力!
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【嵐山エリア:渡月橋・広沢池】 ── 鳥居形と灯籠流しの幻想世界!
A. 定番中の定番!圧倒的迫力を味わうスポット
初めて五山送り火を見るなら、やはり王道のスポットでそのスケール感を体験するのが一番です。
ただし、混雑は必至ですので覚悟して向かいましょう。
①鴨川デルタ・賀茂大橋(出町柳駅周辺)
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見える文字:
大文字(遠くに「法」も少し見える)
- 特徴:
五山送り火の人気ナンバーワンスポットです。正面に遮るものなく、遮るもののない大きな「大」の字が綺麗に浮かび上がります。鴨川の河川敷に座って見られるため開放感がありますが、18:30頃には身動きが取れないほどの警察による規制と人で埋め尽くされます。
②京都御苑(建礼門前付近)
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見える文字:
大文字 -
アクセス:
地下鉄烏丸線「丸太町駅」または「今出川駅」下車 -
特徴:
御所の南側にある「建礼門」の前あたりから、東山に綺麗な「大」の字が望めます。当日は20時半頃まで御苑内の外灯が一部消灯されるため、都会の真ん中でありながら非常に暗く、夜空に浮かぶ炎がくっきりと美しく見えます。敷地が非常に広いため、鴨川ほどギューギューの混雑にならず、子連れや大人の鑑賞におすすめです。
③嵐山・渡月橋付近 & 広沢池(ひろさわのいけ)
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見える文字:
鳥居形 -
アクセス:
嵐電「嵐山駅」、JR「嵯峨嵐山駅」、阪急「嵐山駅」 -
特徴:
嵐山では、川に五色の灯籠を流す「灯籠流し」が同日開催されます。水面を流れる無数の灯籠の優しい光と、暗闇の山に浮かぶ真っ赤な鳥居形の送り火がコラボレーションする光景は、涙が出るほど幻想的です。情緒を最優先するならここ以外ありません。
B. 地元民が教える!混雑を回避する「超穴場」スポット
「人混みに揉まれるのは嫌だけど、綺麗な送り火を見たい!」という贅沢な悩みを解決する穴場です。
①出雲路橋(いずもじばし)周辺の河川敷
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見える文字:
大文字・船形 -
アクセス:
地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩約10分 -
特徴:
定番の出町柳(賀茂大橋)から少し北へ上がった橋です。出町柳ほどの大混雑にはならず、川のスペースも広いため、比較的ゆったりとシートを広げて鑑賞できます。ここからは大文字だけでなく、北西の方向に「船形」もきれいに見えます。
②円町(えんまち)交差点周辺
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見える文字:
左大文字 -
アクセス:
JR嵯峨野線「円町駅」下車すぐ -
特徴:
左大文字といえば金閣寺周辺が定番ですが、あそこは道が細く大混雑します。少し南に離れた円町交差点付近の西大路通からは、ビルとビルの合間に、真正面に綺麗な左大文字を見ることができます。主要駅のすぐそばなので、終わった後の移動もスムーズです。
C. 一度に複数見える?欲張りさんのための「全山・複数鑑賞スポット」
「せっかくお盆の京都にいるのだから、全部、あるいはたくさんの文字を目に焼き付けたい!」という欲張りなあなたへ。
①イオンモール京都五条 の屋上駐車場(※開放状況は要確認)
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見える文字:
なんと五山(5つ)すべて! -
特徴:
地元民に絶大な人気を誇る、最強の広域鑑賞スポットです。遮るもののない屋上からは、大文字、妙法、船形、左大文字、鳥居形のすべてを視認することができます。
⚠️ 2026年注意点: 例年一般開放されることが多いですが、安全上の理由等により入場規制や事前抽選制になる場合があります。必ず事前にイオンモール京都五条の公式アナウンスを確認してください。
②船岡山公園(ふなおかやまこうえん)
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見える文字:
鳥居形以外の4つの山(大文字・妙法・船形・左大文字) -
アクセス:
市バス「船岡山」下車、徒歩で山頂へ -
特徴:
市内北部にぽつんとある小さな小高い山(公園)です。ここは、鳥居形を除く4つの送り火が見渡せる絶景スポットとして有名です。ただし、同じことを考える人で山頂は非常に混雑します。また、暗い山道を歩くため、懐中電灯(スマホのライト)と歩きやすい靴、そして虫除けスプレーが絶対に必須となります。
5.特別な夜を演出!ホテル・展望室の特等席プラン(2026年最新情報)
人混みを100%回避し、涼しい空間や美味しいディナーとともに送り火を眺める「プレミアムな体験」をしたい方は、有料の特等席プラン一択です。
2026年の注目プランをピックアップしました。
🗼 ニデック京都タワー展望室 五山送り火鑑賞 2026
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特徴:
京都市街で最も高い場所から、さえぎるもののない五山すべての送り火を360度見下ろすことができる究極の特等席です。 -
2026年情報:
今年は8月16日(日)に160名限定の立ち見鑑賞イベントとして開催。価格は1名4,900円(税込)で、Webチケットサイト「Nutmeg(ナツメグ)」を通じた完全抽選販売(受付は7月中旬に終了済)となっています。また、京都タワーホテルでの宿泊がセットになった特別プランも用意されており、当選・予約できた方は最高の夜が約束されます。
🏨 ウェスティン都ホテル京都「五山送り火 鑑賞の夕べ2026」
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特徴:
東山の高台に位置するラグジュアリーホテルで、京都の街並みとともに美しい送り火を楽しめます。 -
2026年情報:
ホテルシェフによる和洋折衷の特別コースディナーを堪能したあと、特等席から鑑賞できるプラン(大人24,200円、フリードリンク付)や、リニューアルしたバー「ムーンライト」を開放して、大文字・船形・妙・左大文字の4つを和食BOXとともに鑑賞できるフリーフロープランが用意されています。大人の贅沢な夜を過ごしたい方にぴったりです。
6.激しい混雑をサバイブする!当日の交通規制とアクセス対策
8月16日の夜、京都市内(特に鴨川周辺、北山通、西大路通)は大規模な交通規制(車両通行止め)が敷かれます。
🚗 車・タクシーでの移動は「絶対にNG」!
18:30を過ぎると、主要な道路は通行止め、または大渋滞で完全に機能停止します。
タクシーに乗っても目的地に到着できないばかりか、メーターが上がり続けるだけになります。
自家用車での京都入りは絶対に避け、公共交通機関を使いましょう。
🚌 バスも時間帯によっては避けるべし
京都市バスは非常に便利ですが、送り火当日の19:00〜21:30頃は、規制によってルートが迂回されたり、渋滞に巻き込まれてダイヤが大幅に乱れます。
移動は「地下鉄」または「徒歩」をベースに組み立てるのが鉄則です。
🚃 地下鉄烏丸線・東西線をフル活用する
渋滞のない地下鉄が当日の最強の味方です。
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大文字・妙法・船形を見るなら、地下鉄烏丸線(今出川駅、北大路駅、北山駅など)を利用する。
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終わった後は、駅の券売機が大行列になるため、あらかじめ交通系ICカード(ICOCAやSuicaなど)に多めにチャージしておくか、帰りの切符を到着時に買っておくことを強くおすすめします。
7.知っておくと一目置かれる!送り火の「通」な楽しみ方とマナー
送り火の夜をさらに深く楽しむための、京都ならではの風習や、大切なマナーをお伝えします。
🥃 盃(さかづき)に送り火を映して飲むと無病息災?
京都には古くから、「送り火の時間を迎えたとき、盃や器に日本酒や水を注ぎ、そこに水面に映った送り火の文字(大文字など)を映して飲み干すと、その年は病気をせず健康に過ごせる」という素敵な言い伝えがあります。
河川敷などで鑑賞する際は、小さなおちょこやプラカップとお酒(またはお水)を用意して、水面に大文字を映してみる粋な体験に挑戦してみてはいかがでしょうか?
盆踊りや「松上げ」との繋がりを感じる
五山送り火が消えたあと、京都の各地域ではお精霊さんを賑やかに見送るための「歓喜踊り(盆踊り)」が行われます(例えば左京区の松ヶ崎では「松ヶ崎題目踊り・さし踊り」など)。
祭りのあとの静けさと、伝統の音に耳を傾けるのも一興です。
⚠️ 大切な観賞マナー
前述の通り、これは「宗教行事・仏事」です。
以下のマナーを必ず守りましょう。
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フラッシュ撮影は禁止: 暗闇の中に浮かび上がる炎を静かに祈る行事です。強力なカメラのフラッシュやライトは、周囲の人の鑑賞の妨げになるだけでなく、行事の雰囲気を壊してしまいます。
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大声で騒がない: 花火大会ではないため、「たまや〜!」のような掛け声や、ドカンと騒ぐ行為はNGです。炎が灯ったら、静かに手を合わせるか、心静かに見守りましょう。
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ゴミは必ず持ち帰る: 京都の美しい街と川を守るため、飲食したゴミはすべて宿まで持ち帰りましょう。
8.【翌朝のお楽しみ】大文字山へ登って「消し炭」を拾おう!
送り火が終わった「翌朝」(8月17日)、実はもう一つの京都ならではの伝統が待っています。
それが「消し炭(からけし)拾い」です。
消し炭とは?
送り火で燃え残った薪の炭のことです。
京都では、この消し炭を半紙に包み、水引をかけ、玄関先や台所に吊るしておくと、「厄除け」「魔除け」「火の用心(火事よけ)」のお守りになると信じられています。
翌朝の大文字山は“大争奪戦”
もっとも有名な東山の大文字山(如意ヶ嶽)の火床へは、銀閣寺の北側から登山道が整備されており、約1時間ほどで登ることができます。
送り火の翌朝(17日の早朝5時〜7時頃)、地元の京都の人々や通な観光客が、このお守りとなる消し炭を求めて一斉に山に登ります。
自然の炭なので数に限りがあり、まさに“大争奪戦”となりますが、もし手に入ったらこれ以上ない京都旅行の素晴らしいお守りになります。
⚠️ 登山時の注意! 夏の早朝とはいえ、京都の8月は朝から猛烈に暑いです。しっかりとしたスニーカーを履き、十分な水分を持参して熱中症対策を万全にしてください。また、火床の炭はまだ熱を持っている場合や、服につくと真っ黒になるため、軍手やビニール袋を持参するのが必須です。
9.よくある質問(FAQ)
Q. 雨が降ったら中止になりますか?
A. 過去に集中豪雨や台風の直撃によって点火時間が少し遅れたことはありますが、基本的に雨が降っても中止されることはほぼありません。保存会の方々が、雨に濡れても燃えるように特別な工夫(ブルーシートで直前まで保護する、油を染み込ませるなど)をして火床を守っています。ただし、見る側は傘をさすと大混雑の中で危険なため、レインコート(カッパ)を必ず持参しましょう。
Q. 五つの文字がすべて同時に燃えている時間はどれくらい?
A. 20:00に最初の大文字が点火され、最後の鳥居形が20:20に点火されます。それぞれの山の燃焼時間は約20分〜30分間です。そのため、「5つの文字がすべて同時に夜空に揃い踏みしている時間」は、20:20〜20:30頃のわずか「約10分間」だけです。すべてが見えるスポット(京都タワーなど)にいる方は、この10分間の奇跡の瞬間を見逃さないようにしてください。
Q. 浴衣で行っても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です!夏の京都の風情に浴衣はとてもよく合います。ただし、鴨川の河川敷や御苑内は舗装されていない草地や砂利道が多く、大変多くの人で混雑するため、下駄で長時間歩くと足を痛めたり、人に踏まれて怪我をする恐れがあります。浴衣を着る場合でも、履き慣れたサンダルにするか、絆創膏を多めに持参することをおすすめします。
10.まとめ:2026年の夏は、京の夜空に祈りをのせて
数百年にわたり、京都の人々が先祖を想い、街の平安を願って灯し続けてきた「五山送り火」。
オレンジ色の炎が暗闇の山肌にぽっと灯り、徐々に力強い文字の形を成していく様子、そして静かに消えゆく余韻は、言葉では言い表せないほど幽玄で、胸が締め付けられるような美しさがあります。
2026年8月16日、日曜日。
王道の鴨川デルタでその圧倒的なスケールに感動するもよし、京都御苑の暗闇の中で静かに手を合わせるもよし、嵐山で灯籠流しとともにその儚さを味わうもよし。
あなたにとって、この夏の旅が一生の記憶に残る素晴らしいものになりますように。
夜空に浮かぶ聖なる火に、そっと大切な人への祈りをのせてみてください。
それでは、京の夜の特等席でお会いしましょう。 良い旅を!
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