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外壁の通気工法について!【2025年5月21日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館

塗装の豆知識

2025.05.21 (Wed) 更新

【2025年5月21日更新】

 皆さん、おはようございます。

 塗替え情報館・清水町本店のアドバイザー、佐野です。

 外壁の通気工法は、2000年4月から品確法により、新しいサイディング外壁の施工方法として義務化されました。

 これは、直張り工法では発生しやすい壁内結露や雨漏りなどを防ぐため、サイディングと下地(防水シート)の間に通気層を設ける工法です。

 また、「品確法」とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」の略称で、住宅の品質を確保し、消費者の利益を保護するための法律です。

 品確法では、新築住宅の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分について、10年間の瑕疵担保責任を義務付けています。

 このように、現在では当たり前になっている通気工法ですが、そのメリット・デメリットについてまとめてみました!

直貼り工法

※写真は直貼り工法の外壁

 

1.外壁の通気工法とは

 外壁の通気工法とは、外壁材と構造躯体(柱や梁など)の間に一定の空間(通気層)を設け、この空間に空気の流れを作ることで、建物の耐久性や快適性を向上させる工法です。

 2000年以前には普通に施工されていた直張り工法のように、外壁材を直接構造躯体に張り付けるのではなく、胴縁(どうぶち)と呼ばれる下地材を取り付け、その上に外壁材を固定することで通気層を確保します。

 通気層は、通常20mm程度の幅で設けられ、下部(軒裏付近や基礎水切り部分)から空気を取り込み、上部(軒天付近や換気棟)から排出する仕組みになっています。

 この空気の流れによって、外壁内部の湿気や熱気が効率的に排出され、様々な効果を発揮します。

 

2.通気工法の仕組みと空気の流れ

 通気工法の核心となるのは、外壁内部に形成される「通気層」とその中を流れる「空気の流れ」です。

①通気層の形成

 構造躯体に取り付けられた胴縁の上に外壁材が固定されることで、外壁材と構造躯体の間に隙間が生まれます。

 これが通気層になります。

 胴縁は縦方向に取り付けられることが多く、空気の通り道となる空間を確保します。

②空気の取り入れ口

 通気層の下部には、外部の空気を取り込むための開口部が設けられます。

 一般的には、軒裏換気口や基礎水切り部分に設けられた隙間などが利用されます。

③空気の排出

 通気層の上部には、内部の空気を外部へ排出するための開口部が設けられます。

 軒天に設けられた換気口や、屋根に取り付けられた換気棟などが代表的です。

④自然換気の利用

 温度差による空気の自然対流や、風による圧力差を利用して、下部から取り込まれた空気が通気層内を上昇し、上部から排出されるという自然換気の仕組みが働きます。

 これにより、電力などのエネルギーを消費することなく、持続的な換気が可能になります。

 

3.通気工法の主なメリット

 通気工法を採用することには、以下のような多くのメリットがあります。

①壁内部の乾燥による結露防止

 外壁内部の湿気が効率的に排出されるため、壁内部や断熱材の結露を防ぎます。

 結露は、カビやダニの発生、木材の腐朽、断熱性能の低下などを引き起こす原因となるため、建物の耐久性や住環境の快適性を大きく損なう可能性があります。

 通気工法は、これらのリスクを大幅に低減します。

②構造躯体の耐久性向上

 壁内部の乾燥状態が保たれることで、木造住宅の構造躯体である木材の腐朽を防ぎ、建物の耐久性を向上させることができます。

 特に、日本の高温多湿な気候においては、木材の腐朽対策は非常に重要です。

③断熱性能の維持

 断熱材が湿気を含むと、その断熱性能は大きく低下します。

 通気工法によって断熱材が常に乾燥した状態に保たれるため、本来の断熱性能を維持し、冷暖房効率の向上に貢献します。

④外壁材の耐久性向上

 外壁材の裏側が乾燥することで、塗膜の剥がれや反り、変形などを抑制し、外壁材自体の耐久性を向上させることができます。

⑤雨水浸入リスクの低減

 万が一、外壁材の接合部などから雨水が浸入した場合でも、通気層を通じて速やかに外部へ排出されるため、構造躯体へのダメージを最小限に抑えることができます。

⑥温度上昇の抑制

 夏場など、外壁材が太陽光によって高温になった場合でも、通気層を流れる空気によって熱が外部へ放出されるため、壁内部の温度上昇を抑制する効果が期待できます。

 これにより、室内の温度上昇を抑え、冷房負荷の軽減に繋がる可能性があります。

⑦塗り替え時の塗膜へのダメージ軽減

 直張り工法の外壁への塗装は、外壁内部に結露が発生すると水が抜けきらない場合が多いため、塗膜の膨れや剥がれに直結します。

 そのため、直張り工法の住宅への塗り替え時には、塗替え情報館ではそのようなリスクがあることを必ずお施主様にお伝えします。

 通気工法は、前述のように結露等での塗膜へのダメージがほとんどないことから、その様なことはお伝えしていません。

 

4.通気工法のデメリットと注意点

 多くのメリットがある通気工法ですが、いくつかのデメリットや注意点も存在します。

①コストの増加

 直張り工法と比較して、胴縁の設置や通気層の確保といった工程が増えるため、初期費用が若干高くなる傾向があります。

②壁厚の増加

 通気層を設ける分、壁全体の厚みが増加します。

 敷地面積に制約がある場合などには、設計上の考慮が必要となる場合があります。

③防火対策の重要性

 通気層は空気の通り道となるため、火災発生時には延焼を助長する可能性があります。

 そのため、防火ダンパーの設置や、防火性能の高い材料の使用など、適切な防火対策を講じる必要があります。

④虫の侵入対策

 通気層の開口部から虫が侵入するのを防ぐために、防虫ネットなどの対策が必要となる場合があります。

⑤設計・施工の精度

 通気層の適切な厚さの確保、空気の取り入れ口と排出口の適切な配置、雨水の浸入を防ぐための詳細な設計と丁寧な施工が不可欠です。

 施工不良があると、本来の効果が発揮されないばかりか、雨漏りの原因となる可能性もあります。

 

5.通気工法が適用される主な外壁材

 通気工法は、様々な種類の外壁材に適用可能です。

 代表的なものとしては、以下のようなものが挙げられます。

①窯業系サイディング

 デザインやカラーバリエーションが豊富で、日本の住宅で最も多く採用されている外壁材の一つです。

 通気工法との相性も良く、2000年4月からは通気工法での施工が義務付けられています。

②金属系サイディング

 軽量で断熱性、耐震性に優れています。

 通気工法と組み合わせることで、さらに耐久性や快適性を高めることができます。(2000年4月から義務付けられています。)

③木質系サイディング

 自然な風合いが魅力の外壁材です。

 通気工法によって湿気対策をしっかりと行うことで、木材の腐朽を防ぎ、美しい外観を長く保つことができます。(2000年4月から義務付けられています。)

④ALC(軽量気泡コンクリート)

 断熱性、耐火性、遮音性に優れた外壁材です。

 通気工法と組み合わせることで、さらにその性能を引き出すことができます。

⑤モルタル

 塗り壁の代表的な仕上げ材です。

 通気工法によって下地の乾燥を保つことで、ひび割れの抑制や耐久性の向上に繋がります。

 

6.通気工法の施工における注意点

 通気工法の効果を最大限に引き出すためには、設計段階から施工段階にかけて、いくつかの重要な注意点があります。

①適切な通気層の確保

 設計図に基づき、適切な厚さの通気層を確保することが重要です。

 通気層が狭すぎると十分な空気の流れが確保できず、本来の効果が得られません。

②空気の取り入れ口と排出口の適切な配置

 空気は下から入り、上へ抜けるという自然の原理に基づき、取り入れ口と排出口を適切な位置に配置する必要があります。

 また、それぞれの開口面積も、建物の規模や形状に合わせて適切に設計する必要があります。

③雨水対策の徹底

 外壁材の接合部や開口部からの雨水浸入を防ぐために、シーリング材の適切な使用や、防水シートの施工など、確実な雨水対策を講じる必要があります。

 万が一、雨水が浸入した場合でも、速やかに外部へ排出できるような構造とする工夫も重要です。

④防火対策

 前述の通り、通気層は火災時の延焼経路となる可能性があるため、防火ダンパーの設置や、防火性能の高い材料の使用など、建築基準法に基づいた適切な防火対策を講じる必要があります。

⑤防虫対策

 通気層の開口部からの虫の侵入を防ぐために、防虫ネットを設置するなどの対策が必要です。

 特に、木造住宅の場合は、シロアリ対策も考慮する必要があります。

⑥専門業者による施工

 通気工法は、専門的な知識と技術を必要とする工法です。

 設計・施工の不備は、雨漏りや結露などの重大な問題を引き起こす可能性があります。

 信頼できる専門業者に依頼し、適切な施工管理を行うことが非常に重要です。

通気工法

 

7.まとめ

 外壁の通気工法は、建物の耐久性を向上させ、快適な住環境を維持するために非常に有効な工法です。

 壁内部の結露を防ぎ、構造躯体の腐朽を抑制するだけでなく、断熱性能の維持や外壁材の耐久性向上にも貢献します。

 初期費用や壁厚の増加といったデメリットや、防火対策や虫の侵入対策などの注意点もありますが、適切な設計と施工を行うことで、これらのリスクを最小限に抑え、通気工法のメリットを最大限に享受することができます。

 2000年以降に建てられたサイディングボードの住宅は、全て通気工法が採用されているため、塗り替え時のリスクがほとんどありません。

 しかし、直張り工法への塗装は大きなリスクがあるため、しっかりとした説明ができる塗替え情報館のような業者の選択が不可欠です。

 塗替え情報館では、お家に関する相談や現場調査、見積提出まで無料で行っております。

 是非とも一度ショールームにお越しください!

 皆様にお会いできることを楽しみにしております!

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代表取締役 渡邉 則幸
NORIYUKI WATANABE

初めまして。こんにちは。塗替え情報館代表の渡邉則幸と申します。

この度は、弊社塗替え情報館の外壁塗装&雨漏り専門ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます!

弊社のホームページをご覧になっているという事は、外壁塗装や屋根塗装、雨漏りの補修を考えていらっしゃる事と思います。 お客様とお話しする中で、「長持ちする最高の塗料を、少ないお金で、短い工期で外壁塗装・屋根塗装・雨漏り補修をすぐさま終わらせたい」というお考えをお持ちの方がいらっしゃいます。

しかしながら、相場以上に安い価格の見積りを出す会社は、塗料メーカーが指定している以上に塗料を薄めて使用したり、3度塗りで強固な膜厚を作らなければいけないところを2度塗り・ 1度塗りにして工程を省いたり、理由なくとにかく早く終わらせようとする等、初めから手抜き工事ありきの考え方で見積りを作成します。 だから安くできるのです。

お客様がせっかく良い塗料を選んだとしても、まずその塗料がきちんと使われていなければ意味がありませんし、その塗料の性能を100%引き出せない塗装工事の事が分かっていない会社では、良い塗料を選んだ意味がありません。

そのため、良い外壁塗装会社えらびの条件は、お客様にとって納得できる適正価格で、高品質の塗装を長年築き上げた経験・知識をもって提供し、 さらにサービスや対応も良い礼儀正しい会社だと私は考えています。

このページをぜひお読みいただき、ぜひとも成功する外壁塗装工事を実現し、家族の幸せを実現して下さい!

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