外壁塗装の色選びのコツ!三島市で人気の外壁の色も大公開! | 静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店塗替え情報館
2022.02.16 (Wed) 更新
皆様こんにちは!
今回は外壁塗装の色選びについて、お話させていただきます。
1.はじめに
外壁塗装をお決め頂いた方なら、必ず通る道となる「色選び」での悩みの数々・・・。
弊社でご契約いただいた方も、何度もショールームに足を運んでいただき、カラーシミュレーションで確認したり、塗り板サンプルを取り寄せて、実際の色のイメージを掴んだりと、様々な形で色をお決めになられます。
しかし、その悩みや葛藤も当然のことと私たちは理解しております。
なぜならば、外壁塗装後は10年以上その色と向き合っていくことになるのですから。
そういった色選びに関する多くの悩みを、少しでも解消するお役立ちができればと思いましたので、このような形で報告させていただきます!
最後までお付き合いください!
2.外壁塗装の色選びで失敗しない3つのポイント
外壁塗装の色選びにおいて、失敗しないためのポイントは多数存在しますが、その中で3つの大きなポイントを絞りました。
是非参考にしてください。
ポイント① 面積効果を考えて色選びをする!
面積効果とは、同じ色でも塗装する面積の大小によって見え方が変わるという効果のことを指します。
つまり、窓の大きさや数に応じて外壁塗装面積が増減したり、1階、2階の塗装面積が違ったりすることで見え方が変化するということになります。
変化の仕方としては、明るい色はより明るく見えたり、暗い色はより暗く見えたりする効果があります。もちろん日当たり等の状況においても見え方に影響をします。
今までのお客様の中で、「色見本帳と違う仕上がりになってしまった」とか、「イメージ通りの色じゃない」といった経験をされた方がいらっしゃいます。
こんな思いをされた方の中で一番多くの要因は、この面積効果が大きく影響していると言えます。
できる限りこのような想いをされる方が減るように、弊社ではご納得するまで向き合わせていただきます!
ポイント② サッシ・ドア・屋根の色との相性を考える!
「外壁の色はイメージ通りのシミュレーションなのに、なぜかしっくりこないなあ~」とおっしゃるお客様も多くいらっしゃいます。
このような「しっくりこない」というイメージが付く一番の要因は、サッシやドアの色とのバランスを忘れていたり、大屋根・下屋根との相性を無視していたりする場合が多いのです。
外壁塗装の色決めの際は、塗装する部位を単体で考えるよりも、あらゆる箇所、いわゆる全体の組み合わせやバランスを考えることが非常に大切です。
この作業をしっかりと行うことで、ご希望のイメージに近い仕上りになる可能性が高くなります。
木を見て森を見ないようなことは、色選びでは避けたいものです!
また色は、彩度が近いもの同士で見るよりも、彩度の差があるものを組み合わせると、彩度の高い色はより高く見える傾向にあることを覚えておくと、より相性について考えが深まるはずです。
ポイント③ ツヤの加減を見本を使って確認する!
塗料の艶に関しては、是非とも以下のブログを参照にしてほしいです!
同じ色番号でも見え方が大きく変わりますし、油性・水性の違いでも艶が違うと変化があります。
必ず塗り板サンプル等の見本にて確認することをオススメします。
また、最近人気の艶を抑えた「マット系」にも、メリット・デメリットありますので、色選びの際にはよくアドバイザーから聞くことも大切になります。
3.要注意!汚れが目立つ・変色しやすい外壁塗装の色について
色を選択する中で、どうしても汚れが目立ってしたり、塗料の耐久年数の割には早く変色し始めたりする色があります。
そんな色についてお教えいたします。
1.汚れが目立つ色とは?
外壁が汚れる要因としては、埃や排気ガス、黄砂やコケ、カビなどが挙げられます。
立地条件や日照時間等により差はありますが、これらの汚れに対して目立ちやすい色を紹介します。
1)白
白は人気のある、選ばれやすい色であります。
また、清潔感もあり優しい雰囲気を演出してくれるため、非常に多く選択される色の一つです。
しかし、泥はねや雨垂れ、埃など、ほとんどの汚れが目立つ色であり、定期的にご自身で洗い流したりする必要がある色です。
経年による負担が大きい色ともいえるでしょう。
真っ白よりも少しグレーが入ったようなオフホワイトを選択すると、白の雰囲気もありつつ、汚れも目立ちにくくなるため、汚れが気になる方はお勧めです。
2)黒
黒を選択される方々の多くは、お洒落な感じを演出してくれたり、艶を落とすことで落ち着いた雰囲気を出してくれることを期待しています。
そのため黒も人気色の一つではありますが、汚れが目立ちやすい色になります。
特に黄砂や花粉などの汚れに関しては弱く、目立つようになります。
白と黒を汚れが目立つ色としてご紹介しましたが、反対に汚れが目立ちにくい色を4色上げておきます。
●「グレー系」
上記した汚れの要素のほとんどをカバーする万能系の色です。
印象も爽やかだったり、クールだったりと良い印象が多いことも特徴の一つです。
●「アイボリー・ベージュ系」
白の中でも紹介しましたが、アイボリー系は白にグレーを混ぜたような色になります。
汚れの多くはアイボリー系と同系色の場合が多いため、汚れが目立ちにくいのが特徴です。
印象も白同様に悪くありませんのでお勧めの色の一つです。
●「ブラウン系」
ブラウン系は、土埃や排気ガス、雨垂れなどの汚れに強い色です。
土埃は汚れの多くのパーセンテージを占めますので、そういった意味でも汚れが目立ちにくい色と言えるかもしれません。
●「グリーン系」
グリーン系はコケやカビの汚れを目立ちにくくさせる色として人気でもあります。
屋根にコケが付きやすい立地条件の場合、グリーン系を塗装することによって目立ちにくくなります。
2.変色しやすい色とは?
変色の原因として考えられる要因は、「経年劣化」です。「経年劣化」による変色とは、外壁や屋根が紫外線にさらされることによる塗料の劣化が、一番の要因になります。
絶対にあってはいけませんが、「施工不良」による変色も見られることもあります。
変色や退色という現象は、塗料に含まれる顔料という色を生成する成分が劣化するために起こります。
この劣化の最も顕著な例は、外壁や屋根に触れると白い粉が付くチョーキング現象こそが変色の顕著な例です。
変色への対処方法は、変色がわかりにくい色で塗装をすることが一番です。
具体的に、変色が目立ちやすい色を紹介します。
●赤、黄、青、緑、紫等
色味の強い原色に近い色は、紫外線の影響を受けやすいと言われています。
原色とは赤・黄色・青が3原色と言われ、緑や紫、オレンジなどは3原色を使用して作る様々な色の2次色と言われるものです。
これらの色は、鮮やかな色と言われるほど主張が強いため、変色が目立ちやすくなる傾向にあります。
反対に変色が目立ちにくい色を上げておきます。
●「グレー系」
●「アイボリー・ベージュ系」
●「ブラウン系」
4.三島市の実例大公開!雰囲気別のおしゃれな外壁塗装の色5選
1.ブラウン系
自然の土や木をイメージさせ、温もりや安心を感じさせてくれる色です。
(K様邸)
2.ホワイト系
光を反射するので明るく、清潔感を生み出してくれます。空間を広く見せてくれる効果もあります。
(K様邸)
3.ベージュ系
落ち着いていて、穏やかな雰囲気を演出してくれます。主張が強くないので他の色とも合わせやすいです。
(T様邸)
4.ブラック系
高級感があり、周囲の色を引き締めて目立たせる効果があります。木目調の外壁とも相性が良いです。
(Aアパート)
5.グレー系
落ち着いた印象のグレー。白と黒の良い所を併せ持っており、非常に周りに溶け込みやすいです。外壁以外にも多く使われていて、改めて気にして見ると、グレーの物はすぐに見つかるはずです。
(Y様邸)
5.三島市で人気の外壁塗装の色を大公開!
1.ブラウン
2.グレー
3.クリーム
※弊社案件調べ
上記が、昨年度の三島市での選択率の多かった色となりました。
皆様、落ち着いた優しい雰囲気を好まれているようでした。
6.色選びに関するよくある質問
1.色はどれを見本にして何色から選べるの?
一番最初に聞かれる質問はこの質問が多いです。
汎用性のある上塗り塗料の場合は、日本塗料工業会(日塗工と呼ばれます。)発行の色見本帳から選択するか、メーカー独自の色を塗料のカタログから選択するかのどちらかになります。
ただし、遮熱塗料や艶消しの塗料を選択した場合は、色が限定されたり、類似色になったりすることがありますのでご注意をお願いします。
メーカー独自色の場合は、30~70色ほどの数になりますが、日塗工番号の場合は600色以上の色から選択ができます。
多すぎて逆に悩んでしまうことが多いです・・・。
ご近所で好きな色合いのイメージを把握しておくとか、お出かけの際に家の色を観察するとかして、ある程度のイメージを持っておいた方が良いかもしれませんね。
2.色選びの手順って?
色を決める際に、どのような流れで決まっていくのかを知りたい方も非常に多くいらっしゃいます。
弊社の場合の例でご紹介させていただきます。
1)色見本帳から、何色か好きな色を選択する
1.で紹介しました色見本帳で、自分のイメージの色を何色か選択をして頂きます。
2)選択した色を、カラーシミュレーション画像で確認する
選択した色を、御自分の家の写真を使用したシミュレーションで、イメージを確認します。
この際には、あくまでもパソコン上の画像になりますので、若干明るく出たり、暗く出たりする補正が入りますので、あくまでもイメージ捉えるようにして頂きます。
3)カラーシミュレーションで選択した色を塗り板サンプルで確認する
カラーシミュレーションではイメージだけしか掴むことができませんでしたので、選択した色を塗り板サンプルで確認をしていきます。
塗り板サンプルとは、実際の塗装を行う塗料を使用して、A4版の大きさの板に選択した色の塗装を施してあるサンプルになります。
カラーシミュレーションと同時並行で利用することで、ある程度の色が固まります。
4)屋根や付帯物の色を選択する
全体のイメージを把握することは非常に大切なので、屋根や付帯物の色も選択をしていきます。
バルコニーの床や、基礎、外構壁なども色を選択することができますので、限定された色かもしれませんが選択をしていきます。
すべて、外壁との相性や御希望に応じて色を変えることができます。
このような流れで色決めをしていきます。
下塗り塗料やシーリングの色は、上塗り塗料の色で決定をしていきますので、特に選択をする必要がありません。
1ヶ月以上かけて悩まれる方もたくさんいらっしゃいます。
何度でもお付き合いをさせて頂きます!
3.色によって外壁塗装の金額は変化するの?
基本的には金額は変わることはありません。
塗料の耐久年数等による種類・特徴によって変わります。
ベランダのみ色を変える、1階と2階の色を変えるなど、多くの塗り分けが必要な場合は、その分だけ手間がかかりますので、塗り分け料として頂戴する場合もあります。
4.黒にすると家が暑くなるの?
黒は熱を吸収しやすいといった性質から、このような質問を多くいただきます。
結論から言えば、建物自体の断熱材がしっかり入っていれば、気にする事ではありません。
現在は断熱材の性能が上がっている為、外壁の色で室内温度に影響を与える事はほぼ無いと言えます。
しかし、金属サイディングやガルバリウム鋼板屋根は、熱により膨張したり、大きさが変化したりする性質がありますので、色というよりは「遮熱性能のある塗料」を使用して塗装をすることをお勧めしています。
遮熱塗料は、濃色を選ぶことができない場合がメーカーや塗料によりありますので、担当に必ず確認をしてもらう必要があります。
7.おわりに
最後までお付き合いいただき有難うございます。
外壁の色は、かなりお悩みになる方が多いかと思います。
1度塗ったら十数年は付き合う色、ゆっくりじっくりとご検討下さい。
せっかくならば十数年に一度のイベントとして、ご家族皆様で楽しんで決めていただければと思います。
そして…
さらに悩ませてしまうことになるかもしれませんが、色を複数使用したり、模様付けをしたりと、単色とは違ったご提案も可能な外壁も御座います。
そういった色選びに役立つ多くのサンプルが弊社ショールームには御座いますので、是非、ご家族皆様でお気軽に遊びに来てください。
清水町本店、富士店、興津店共に皆様のご来店お待ちしております。
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