【20200817】雨漏りについて①
2020.08.17 (Mon) 更新
みなさんこんにちは。【三島市・沼津市・富士市・清水町の外壁塗装】塗替え情報館アドバイザーの富井です。
ことしの梅雨は例年になく長雨で、雨漏り被害の問い合わせも増加傾向でした。
皆さんのお住まいは大丈夫でしょうか?
これからまた、台風のシーズンがやってきます。
今回は、台風シーズンの前に「雨漏り」について考えてみたいと思います。
皆さんは「雨漏り」の原因についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
大多数の方々は”雨漏り=屋根が原因”と思っているようです。
今回は雨漏りの原因について探っていきたいと思います。
今回は「屋根」に焦点を絞ってみます。
屋根からの雨漏りで考えられるのは、単純に瓦、スレートなどの割れや飛散です。
一番発見しやすい原因ですね。
瓦が無いので雨水は侵入しますが、防水シートがしっかりと施工されていれば、室内に雨が漏るとは限りません。瓦がしっかりと釘で固定されていても、
強風により瓦が飛ぶことは多々あります。
雨漏り調査に伺って結構多い原因の一つに、スレート(カラーベスト)の目地が
塗装により埋まっていることです。
塗替え情報館ではこうした雨漏りの原因を防止するため、スレート(カラーベスト)の塗り替えには「タスペーサー」を使用します。
「タスペーサー」についての詳細は、こちらを御覧ください。
画像:塗装により目地が目詰まりした現場
これはスレート(カラーベスト)の合わせ目が塗料で埋まり、
そこに雨水が溜まったり、毛細管現象により雨水を吸い上げて
野路板まで浸水するという原因です。
こういった「雨仕舞」が悪くなることで雨漏りに繋がります。
最後は「棟」の不具合です。切妻や寄棟の合わせ目が「棟」になります。
板金の場合はサビや飛散により雨水の侵入経路となります。
画像:棟板金が錆により穴が空いている
穴=雨水の侵入経路となりますので、こちらも定期的な点検が必要です。
とはいえ、どれもすぐに室内へ雨漏りが出現するわけではありません。
屋根材のしたのルーフィング(防水シート)がしっかり機能していれば、
室内への雨水の侵入は防いでくれます。
したがって、室内へ雨漏りが出現する状況は「かなり深刻な状態」といえます。
これからの台風シーズン前に、住まいの点検を行うことが重要となります。
今回は「屋根」に焦点をあてて雨漏りについてお伝えしました。
これ以外にも、気づきにくい雨漏りの原因はたくさんあります。
次回は、外壁からの雨漏りについて考えてみたいと思います。
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