バルコニーの防水①「FRP防水」について_20200420
2020.04.20 (Mon) 更新
皆様こんにちは。巷では新型コロナウイルスの話題で持ちきりですね。「STAY HOME」で頑張っていきましょう。
今回はこれから梅雨時に向けてバルコニー等の防水についてお話します。
バルコニーのメンテナンスを怠ると、雨漏れに繋がる可能性もあります。
一度、ご自宅も確認してみてください。
防水の種類は「FRP防水」「ウレタン防水」「シート防水」などいくつか施工法があります。本日はその中から「FRP防水」についてお話します。
FRP(エフアールピー)防水とは何かというと、「繊維強化プラスチック」の頭文字をとった呼び方です。文字通り炭素繊維やガラス繊維の上に、液体状の樹脂を塗布し、仕上げにトップコートを塗り仕上げていきます。
身近なところですと、お風呂の浴槽などにもFRPが使われています。
バルコニーの防水にも、このFRPが使われていることが多々あります。
FRP防水のメリットは・・・
①継ぎ目なく感染な防止効果が得られる。
②デパートの屋上駐車場にも使われるなど、非常に強固である。
③錆びない、腐らないなど耐久性に富む。
④軽量である。
FRP防水のデメリットは・・・
①他工法と比べると高価である。
②柔軟性にかけるため、大きな外力に対して割れやすい。
③表面を保護する「トップコート」は定期的に塗り替える必要がある。
FRP防水のメンテナンスは?
7~10年を目安にトップコートの塗替えをオススメしています。
無塗装のまま劣化が進むと樹脂層が剥離して繊維層が露出します。
この状態になると、防水効果が薄れ浸水の可能性が増します。
バルコニーの下が居室などの場合は雨漏れに繋がります。
メンテナンスの目安は?
表面の塗装(トップコート)に細かなクラックが見えてきたら、
一つの目安となります。大半のお客様は外壁の塗替えと合わせて施工されています。とはいえ、塗替え情報館ではバルコニーのみの塗装なども承っております。
バルコニーの診断だけでもお気軽にお声掛けください。