油性塗料のメリット・デメリットについて【2025年11月27日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
【2025年11月27日更新】
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本日は「油性塗料」について書いていきます。
油性塗料は、主に有機溶剤(シンナーなど)を希釈剤として使用する塗料であり、その特性から高い耐久性や密着性が求められる屋外や鉄部塗装などで長年利用されてきました。
近年では、環境や人体への配慮から「弱溶剤」タイプの塗料も普及しており、一概に「油性=強溶剤」とは言えなくなっています。
1.油性塗料の主なメリット
油性塗料の最大の強みは、その塗膜の性能にあります。
①卓越した耐久性と耐候性
強靭な塗膜の形成
有機溶剤が樹脂を溶解し、乾燥・硬化する過程で非常に密度の高い、強靭な塗膜を形成します。
これにより、水性塗料に比べて耐久性が非常に高く、外壁や屋根などの塗り替えサイクルを長くすることができます。
摩擦・摩耗への耐性
風雨や砂塵などによる摩擦・摩耗に対する耐性が高く、長期間にわたり建物を保護する機能が低下しにくいです。
防水性の高さ
水をはじく性質(撥水性)が強く、塗膜自体も緻密なため、高い防水性を発揮します。
湿気が多い環境や結露しやすい北側の外壁などにも適しています。
②幅広い素材への高い密着性
素材を選ばない汎用性
水性塗料が密着しにくい金属(鉄部、トタンなど)や、旧塗膜の種類を問わず、高い密着性を発揮します。
特にサビが発生しやすい鉄製品の防錆塗装に優れています。
下塗りの省略
水性塗料では密着性向上のために下塗りが必要なケースが多いですが、油性塗料は高い密着性から、素材によっては下塗りを省略できる場合があります(ただし、適切な下地処理は必須)。
③美しい仕上がりと光沢感
均一で滑らかな塗膜
塗料の表面張力が低いため、塗料が細部にまで浸透しやすく、乾燥とともにハケ跡やローラー跡が消え、デコボコのない真っ直ぐで均一な塗膜を形成しやすいです。
高い光沢性(艶)
美しい光沢感が出しやすく、高級感のある仕上がりを求める箇所に適しています。
艶消しなどの調整も可能ですが、水性塗料に比べると光沢のある仕上がりが得意です。
④優れた作業性と環境対応力
乾燥時間の速さ
溶剤が揮発することで乾燥するため、水性塗料に比べて乾燥時間が短い傾向があります。これにより、屋外工事では天候に左右されにくく、工期の短縮に繋がります。
低温環境での使用
水分を含まないため、水性塗料が使用できない低温環境でも、溶剤の種類によっては塗装が可能です。
2.油性塗料の主なデメリット
高性能な反面、油性塗料は希釈剤である有機溶剤に起因するいくつかの大きなデメリットがあります。
①強い臭いと健康・環境への懸念
強烈な溶剤臭
最大のデメリットは、希釈剤であるシンナーなどの有機溶剤(VOC:揮発性有機化合物)が揮発する際の強い刺激臭です。
塗装中はもちろん、乾燥後も相当な期間臭いが残るため、近隣住民とのトラブルや、室内への使用が基本的に不可能です。
人体への影響
有機溶剤は人体に悪影響を及ぼす可能性があるため、作業者は厳重な換気や防護対策が必要です。
居住者、特に小さなお子様や妊婦さんがいるご家庭では、使用に際して細心の注意と配慮が求められます。
引火性の危険
有機溶剤は引火性が高いため、保管・管理には細心の注意が必要であり、火気厳禁です。
②道具の手入れと廃棄の難しさ
道具の水洗い不可
使用したハケやローラーなどの道具は、水ではなく専用のうすめ液(シンナー)を使って洗浄する必要があります。
水洗いができないため、後片付けに手間とコストがかかり、また、洗浄に使った溶剤の廃棄にも環境規制に則った適切な処理が必要です。
取り扱いの難しさ
強い溶剤や引火性の問題から、水性塗料に比べて素人やDIYでの取り扱いが難しく、専門的な知識と技術が必要です。
③価格とコスト
塗料価格が高い傾向
一般的に、高品質な樹脂を使用し、希釈剤にシンナーを用いるため、水性塗料と比較して価格が高くなる傾向があります。
④弱溶剤(シンナー)タイプの普及による変化
近年、従来の強溶剤(ターペンなど)に比べ、臭いや人体・環境への影響が少ない弱溶剤(塗料用シンナー)を用いた塗料が普及しています。
「弱溶剤」の利点
臭いが軽減され、人体や環境への影響も緩和されます。
注意点
臭いがゼロになるわけではなく、また、強溶剤タイプに比べると、素材への浸透性や耐久性が若干劣る場合があります。
3.まとめ
油性塗料は、最高の耐久性と長期間の保護を求める場合、特に屋根や金属部、紫外線や雨風に常にさらされる箇所において、依然として最適な選択肢の一つです。
しかし、その強い臭いと健康・環境への影響は、住宅密集地や内装、居住者の健康を考慮する上で大きな制約となります。
弱溶剤タイプの選択や、水性塗料の耐久性向上を考慮し、場所や目的に応じて最適な塗料を選び分けることが重要です。
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