吸い込みムラとは?【2025年8月7日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
【2025年8月7日更新】
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本日は「吸い込みムラ」について書いていきます。
この吸い込みムラは「斑(まだら)」とも言われます。
覚えておくと良いでしょうね!
塗装工事における「吸い込みムラ」とは、塗料が下地に均一に吸い込まれないことで発生する色の濃淡や艶の違いのことです。
美観を損ねるだけでなく、塗料本来の性能(防水性、保護機能など)が十分に発揮されない可能性もあるため、注意が必要です。
1.吸い込みムラの原因
主に以下の要因が挙げられます。
①下地の吸い込みの不均一さ
下地の素材
モルタルやコンクリート、木部、スレート(カラーベスト)などは、塗料を強く吸い込む性質があります。
これらの素材は、部分によって吸い込み具合が異なりやすく、吸い込みムラが発生しやすいです。
下地の劣化
経年劣化や損傷(ひび割れ、欠けなど)により、下地の状態が不均一になっている場合、塗料の吸い込み方も変わってしまい、ムラの原因となります。
特に劣化が激しい部分は、塗料をより多く吸い込みます。
下地処理の不足
下地の汚れや粉じん、旧塗膜の剥がれなどが残っていると、塗料の密着性が悪くなり、吸い込みムラにつながります。
②下塗り不足/下塗り材の選定ミス
下塗りの役割
塗装工程において、下塗りは非常に重要な役割を担います。
主な役割は、上塗り塗料の密着性を高める「接着剤」としての機能と、下地への塗料の「吸い込み止め」の機能です。
下塗りの不足
下塗りが不十分だと、上塗り塗料が下地に過剰に吸い込まれてしまい、色ムラや艶ムラが発生します。
吸い込みが激しい箇所には、下塗りを複数回行う必要がある場合もあります。
下塗り材の不適合
下地の素材や劣化状況に合わない下塗り材を選定したり、吸い込みを止める効果の低い下塗り材を使用したりすると、吸い込みムラを防ぐことができません。
シーラー、プライマー、フィラーといった下塗り材は、それぞれ特性が異なるため、適切な選択が必要です。
③塗装技術の不足
塗布量の不均一
塗装の際、塗料を均一に塗布する技術が不足していると、塗料の厚みが不均一になり、乾燥後の色ムラや艶ムラを引き起こします。
乾燥時間の不足
塗料の乾燥時間が不十分だと、塗膜が均一に仕上がらず、ムラが生じやすくなります。
気象条件
高温多湿、低温、強風など、不適切な気象条件での塗装は、塗料の乾燥速度に影響を与え、ムラが発生しやすくなります。
④塗料の選定ミス/管理不足
塗料と下地の相性
使用する塗料が外壁材料と適合していない場合、塗料の吸収率が異なり、ムラが生じやすくなります。
塗料の品質低下
劣化した塗料を使用したり、保管方法が悪く変質した塗料を使用すると、均一な仕上がりが得られにくくなります。
使用前にはしっかりと撹拌することも重要です。
2.吸い込みムラの対策・防止策
①徹底した下地処理
高圧洗浄で汚れを落とし、ひび割れや欠けなどの下地補修を丁寧に行うことが重要です。
②適切な下塗り材の選定と塗布
下地の種類(モルタル、コンクリート、木部など)や劣化状況に応じて、最適な下塗り材(シーラー、プライマー、フィラーなど)を選定します。
特に吸い込みが激しい下地には、吸い込み止め効果の高い下塗り材を塗布したり、必要に応じて複数回塗り重ねることで、下地の吸い込みを均一にします。
③正しい塗装技術
熟練した職人が、均一な塗布量で、適切な重ね塗りを行い、ムラなく仕上げる技術が必要です。
塗り継ぎムラを防ぐためには、一度に広範囲を塗る、複数人で連携して作業を進めるなどの工夫も有効です。
④適切な気象条件下での作業
塗料の乾燥時間や密着性に影響を与えるため、気温や湿度、風速などを考慮し、最適な気象条件下で作業を行います。
⑤塗料の品質管理
良質な塗料を選定し、適切な保管方法、使用期限を守ることで、塗料の性能を最大限に引き出します。
3.吸い込みムラが確認された場合の対処法
吸い込みムラが見られる場合は、基本的に再塗装によって補修を行います。
ただし、軽微なムラで機能性に問題がないと判断される場合や、光の当たり方で一時的に見えるだけのムラ(塗膜の性能に問題がないもの)は、補修の必要がないこともあります。
明らかに色の濃淡が目立つ、または広範囲にわたる場合は、施工不良の可能性が高いです。
その際は、速やかに施工業者に相談し、保証期間内であれば無償で補修してもらうよう交渉しましょう。
塗装工事は、下地の状態、塗料の種類、職人の技術、気象条件など様々な要因が複雑に絡み合って仕上がりが決まります。
吸い込みムラを防ぐためには、これらの要因を総合的に考慮し、適切な施工を行うことが重要です。
4.まとめ
斑模様(まだら もよう)という言葉があるように、外壁の劣化状況によって吸い込み状況が各箇所で異なってくるのは確かです。
ただし、リシンが吹き付けてある外壁や、ジョリパット仕上げがしてある外壁などは、影がまるで斑模様に見えたりすることもあります。
塗替え情報館では、施工時に気になる箇所はすぐにお施主様に報告するように徹底しています。
構造上や予期せぬ劣化状況によって、技術ではない部分で問題が生じる可能性があるからです。
そのような問題点に関しての適切な対応を我々は心がけていますので、お気軽にご相談ください!
静岡県沼津市・三島市・富士市、静岡市を中心として、静岡県にお住いの皆様におかれましては、塗替え情報館では、お家に関する相談や現場調査、見積提出まで無料で行っておりますので、是非ともご利用ください。
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