ガスケット目地とは?【2025年7月12日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
2025.07.12 (Sat) 更新
【2025年7月12日更新】
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本日は「ガスケット目地」について書いていきます。
サイディングボードの継ぎ目=目地から雨水が入ってこないように施工してあるのは「シーリング」であることがほとんどです。
しかし、その継ぎ目の防水性能をより高めたり、ひび割れ等を防いだりする方法の一つとして「ガスケット目地」があります。
そんな外壁のガスケット目地は、建物の防水性や耐久性を保つ上で非常に重要な役割を担っています。
しかし、紫外線や雨風などの影響を受けやすく、シーリング材同様に経年劣化は避けられません。
適切なメンテナンスを怠ると、雨漏りや外壁材の損傷など、建物の機能に重大な問題を引き起こす可能性があります。
ガスケット目地のメンテナンスについて、その重要性から具体的な方法まで詳しく解説します。
1.ガスケット目地の役割と劣化のサイン
ガスケット目地は、外壁材同士の隙間を埋めるゴム状の部材です。主な役割は以下の通りです。
防水性の確保
建物内部への雨水の侵入を防ぎます。
気密性の確保
外部からの風や塵の侵入、内部からの空気漏れを防ぎ、室内の快適性を保ちます。
外壁材の保護
地震や温度変化による外壁材の動きを吸収し、ひび割れや破損を防ぎます。
ガスケット目地の劣化は、以下のようなサインで確認できます。
ひび割れ、亀裂
紫外線による劣化で表面にひび割れが生じます。
硬化、弾力性の低下
ゴムが硬くなり、指で押しても弾力性が感じられなくなります。
痩せ、隙間
目地が収縮し、外壁材との間に隙間が生じます。
剥がれ
目地が外壁材から浮いたり、剥がれたりします。
これらのサインが見られた場合、早急なメンテナンスが必要です。
2.ガスケット目地のメンテナンスの重要性
ガスケット目地の劣化を放置すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
雨漏り
目地の隙間から雨水が侵入し、建物内部の構造材を腐食させたり、カビの発生を促したりします。
外壁材の損傷
目地が外壁材の動きを吸収できなくなり、外壁材自体にひび割れや剥がれが生じます。
断熱性の低下
気密性が失われ、冷暖房効率が悪化し、光熱費が増加します。
建物の資産価値の低下
外観の劣化が進み、建物の資産価値が低下します。
これらの問題を未然に防ぎ、建物の寿命を延ばすためにも、定期的なガスケット目地のメンテナンスは不可欠です。
3.ガスケット目地のメンテナンス方法
ガスケット目地のメンテナンス方法は、劣化の状況によって異なります。
①軽微な劣化の場合(部分補修)
ひび割れが小さい、部分的に痩せているなど、軽微な劣化であれば、シーリング材や専用の補修材を用いて部分的に補修することができます。
作業手順
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清掃: 補修箇所の汚れやゴミをきれいに除去します。
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プライマー塗布: シーリング材の密着性を高めるためにプライマーを塗布します。
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シーリング材充填: 専用のガンを使ってシーリング材を目地に充填します。
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均し: ヘラなどで表面をきれいに均します。
②広範囲な劣化や重度の劣化の場合(打ち替え・増し打ち)
ガスケット目地全体にひび割れが多数見られる、硬化が著しい、剥がれが広範囲に及ぶなど、劣化が広範囲にわたる場合や重度の場合は、既存のガスケット目地を撤去し、新しいシーリング材を充填する「打ち替え」または、既存の目地の上に新しいシーリング材を充填する「増し打ち」が必要になります。
打ち替えの作業手順
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既存目地の撤去: カッターなどで既存のガスケット目地を丁寧に撤去します。
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清掃: 目地部の汚れや古いシーリング材の残りカスをきれいに除去します。
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プライマー塗布: シーリング材の密着性を高めるためにプライマーを塗布します。
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バックアップ材挿入: 目地の深さを調整し、シーリング材の三面接着を防ぐためにバックアップ材を挿入します。
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シーリング材充填: 専用のガンを使ってシーリング材を目地に充填します。
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均し: ヘラなどで表面をきれいに均します。
増し打ちの作業手順
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清掃: 既存のガスケット目地の表面をきれいに清掃します。
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プライマー塗布: プライマーを塗布します。
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シーリング材充填: 既存の目地の上に新しいシーリング材を充填します。
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均し: ヘラなどで表面をきれいに均します。
増し打ちの方が費用や工期は抑えられますが、劣化が進行している場合は打ち替えの方が根本的な解決になります。
どちらの方法を選択するかは、専門家と相談して決定することが重要です。
4.メンテナンスの時期と注意点
ガスケット目地の寿命は、使用されている材料や環境によって異なりますが、一般的に10年~15年程度とされています。
新築から10年を目安に点検を行い、必要に応じてメンテナンスを検討することをおすすめします。
外壁塗装の際には、ガスケット目地の上に行う事になりますが、注意が必要です。
下塗り塗料をそのままガスケット目地に塗ってしまうと、ガスケット目地の弾力性を保つ可塑剤が表面に移行してきてしまい、防水能力が失われてしまう可能性があります。
そのため、可塑剤移行を防止する「逆プライマー」を塗布してから塗装を始めないといけません。
このような知識を持たない業者にメンテナンスをお願いすると、無駄な出費が増えたり、仕上がりが悪くなったりするため、十分な注意が必要です。
5.まとめ
外壁のガスケット目地のメンテナンスは、建物の防水性や耐久性を維持し、快適な居住空間を守るために不可欠です。
しかし、そのメンテナンスには充分に注意が必要で、早めに専門業者に相談し、適切なメンテナンスを行うことが不可欠と言えます。
ガスケット目地の大きな利点は、シーリング材よりも耐久年数が長く、防水性能も高いことで、メンテナンス時期を遅らせたり、打ち換えたりする必要がないことが大きな利点と言えます。
前述のように塗装の際には注意が必要ですが、ガスケット目地自体が破損していたり、外れたりしている場合以外は防水性能を保持しているため、非常に有能な目地と言えます。
メンテナンス方法についてはそれ相応の知識が必要となりますので、十分な知識を持っている塗替え情報館のような専門業者に相談してみましょう。
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