足場について簡単に説明します!【2025年6月19日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
【2025年6月19日更新】
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本日は、「足場」について書いていきます。
足場は、建設現場や塗装工事などにおいて、作業員の安全確保と作業効率の向上に不可欠な仮設構造物です。
特に一般住宅の塗装工事では、高所作業が伴うため、適切な足場の設置が極めて重要となります。
1.足場の種類と特徴
一般住宅の塗装工事で用いられる足場には、いくつかの種類があります。
それぞれの特徴を理解し、現場の状況や作業内容に応じて最適な足場を選択することが重要です。
①単管足場
特徴
鋼管をクランプで組み合わせて作る最も一般的な足場です。
比較的安価で、狭い場所でも設置しやすい利点があります。
利点
複雑な形状の建物にも対応しやすく、設置・解体が比較的容易です。
欠点
組み立てに時間がかかり、職人の技量が問われます。
また、通路が狭くなりがちで、資材の運搬がしにくい場合があります。
安全面では、手すりや落下防止網の設置が必須です。
用途
小規模な補修や部分塗装、狭い場所での作業に適しています。
②枠組足場
特徴
門型の鋼製フレームを積み重ねて組み立てる足場です。
強度が高く、安定性に優れています。
利点
組み立てが迅速で、広い作業床を確保できるため、作業効率が高いです。
資材の運搬も比較的容易です。
欠点
単管足場に比べてコストが高く、狭い場所や複雑な形状の建物には設置しにくい場合があります。
用途
比較的規模の大きな住宅の全面塗装や、長期にわたる作業に適しています。
③くさび式足場(ビケ足場)
特徴
緊結部にくさびを使用し、ハンマーで打ち込むことで部材を緊結する足場です。
近年、一般住宅の塗装工事で主流になりつつあります。
利点
組み立て・解体が非常に迅速で、工期短縮に貢献します。強度が高く、安定性も優れています。
部材の種類が豊富で、様々な形状の建物に対応しやすいです。
手すり先行工法を採用できるため、安全性が高いです。
欠点
単管足場や枠組足場に比べて初期投資が高くなります。
用途
現在の一般住宅塗装工事で最も多く採用されており、安全性と作業効率のバランスが優れています。
④移動式足場(ローリングタワー、ローリング足場)
特徴
下部に車輪が付いており、移動が可能な足場です。
利点
高所作業車が入れない場所や、部分的な作業に有効です。
組み立て・解体が比較的容易です。
欠点
高さ制限があり、傾斜地や段差のある場所での使用は困難です。
安定性に注意が必要で、移動時には必ずストッパーを使用する必要があります。
用途
部分的な補修や、高所の照明器具の交換など、限定的な範囲の作業に適しています。
2.足場設置の目的と重要性
足場は単に作業員が乗るための台ではなく、様々な目的と重要な役割を担っています。
①安全性の確保
墜落・転落防止
高所作業における最も大きなリスクである墜落・転落事故を防止するために、作業床、手すり、中桟、幅木、落下防止網などを設置します。
資材の落下防止
工具や塗料缶などの資材が地上に落下するのを防ぎ、第三者災害を防止します。
悪天候からの保護
強風や雨などの悪天候時でも、作業員が安全に作業できる環境を提供します。
②作業効率の向上
安定した作業環境
足場が安定していることで、作業員は安心して作業に集中でき、作業品質の向上にも繋がります。
資材の運搬・配置
足場上を作業床として利用することで、塗料や刷毛などの資材を効率的に運搬・配置でき、作業の中断を減らします。
作業範囲の拡大
高所に手が届くようになり、全体を均一に塗装できるようになります。
③近隣への配慮
塗料飛散防止
養生シートを設置することで、塗料の飛散を最小限に抑え、近隣の建物や車両、植栽への付着を防ぎます。
防音対策
足場の組み立てや解体、作業時の音を軽減する効果も期待できます。
防犯対策
足場が設置されていることで、不審者の侵入を警戒する意味合いもありますが、逆に足場を足掛かりに侵入されるリスクもあるため、夜間は足場への侵入防止対策も講じる必要があります。
3.足場の安全性確保のための措置
足場の安全性は、以下の要素によって確保されます。
①適切な設計と組み立て
建築物の形状、高さ、周囲の環境などを考慮し、適切な足場の種類と構造を選定します。
足場組立作業主任者などの有資格者による監督のもと、足場組立・解体作業に関する特別教育を受けた作業員が、安全基準に従って正確に組み立てます。
部材の緊結状態、水平・垂直の確保、控えの設置など、細部にわたる確認が必要です。
②点検と補修
足場設置後、作業開始前、悪天候後には必ず点検を行い、異常がないかを確認します。
点検の結果、不具合が見つかった場合は速やかに補修を行います。
特に風雨の後は、足場の緩みや傾きがないか入念にチェックする必要があります。
③安全設備
手すり・中桟・幅木
作業員の墜落防止のために、適切な高さに設置します。
落下防止網
資材の落下や、万が一の作業員の転落時に備え、設置が義務付けられています。
作業床(足場板)
幅は30cm以上、隙間は3cm以下とし、滑り止め加工が施されているものを使用します。
昇降設備
安全な昇降のための階段や梯子を設置し、足場へのアクセスを容易にします。
養生シート
塗料の飛散防止だけでなく、風雨からの保護、防犯、プライバシー保護の役割も果たします。
④作業員の安全意識と教育
足場を利用するすべての作業員が、足場の安全に関する知識と意識を持つことが重要です。
足場からの墜落・転落災害を防止するための安全教育を定期的に実施し、危険予知能力を高めます。
安全帯の正しい使用方法、ヘルメットの着用など、個人用保護具の確実な着用を徹底します。
4.足場設置にかかる費用と工期
足場設置にかかる費用と工期は、足場の種類、建物の規模、形状、立地条件などによって大きく変動します。
①費用
建物の外周の長さや高さ、施工箇所などによって設置面積が算出され、単価を乗じて費用が計算されます。
特殊な形状の建物や、傾斜地などの設置が困難な場所、屋根の勾配が急で屋根足場が必要な場合などでは、追加費用が発生することがあります。
運搬費、組み立て・解体費、養生シート代などが含まれます。
足場費用は、塗装工事全体の費用の約10%~20%を占めることが多いです。
②工期
足場の組み立ては1~2日、解体は半日~1日程度が一般的です。
建物の規模や足場の種類、作業員の人数によって変動します。
悪天候(強風、大雨、雪など)の場合は、作業が中断されることがあります。
5.足場に関する法規制
足場の設置には、労働安全衛生法や建設業法などの法規制が関係してきます。
①労働安全衛生規則
足場の種類ごとに、構造に関する基準や設置方法、点検義務などが定められています。
特に、高さ2m以上の場所で作業を行う際には、足場の設置が原則義務付けられています。
②足場に関する技術基準
足場の強度や安定性に関する具体的な技術的な基準が定められています。
③作業主任者の選任
足場の組み立てや解体作業を行う際には、「足場組立作業主任者」を選任し、作業の指揮をさせることが義務付けられています。
これらの法規制を遵守することで、作業員の安全が確保され、事故を未然に防ぐことができます。
また、以前のブログでも書きましたが、2025年4月から足場の法改正があったことも、忘れてはならない大切な内容です。
6.まとめ
一般住宅の塗装工事における足場は、単なる作業台ではなく、作業員の安全、作業効率、そして近隣への配慮を担保する上で極めて重要な役割を担っています。
足場は目に見える部分だけでなく、その裏側にある安全への配慮とプロ意識が、塗装工事の成功と安全を支えていると言えるでしょう。
塗装工事を依頼する際は、足場の安全性についてもしっかりと確認し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
塗替え情報館では、専属の足場業者を用意して費用を出来る限り抑えつつ、足場自体や作業の安全性を担保できるようになっております。
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