シャッターの塗装はしない?【2025年5月29日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
【2025年5月29日更新】
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本日は、よくお客様に聞かれる「シャッターの塗装はしないのはなぜ?」ということについて書いていきます。
シャッター本体は「塗る」ことはできますが、「塗らないことが多い」理由を一緒に理解しましょう!
1.シャッターボックスへの塗装の重要性
まず、シャッターボックスが塗装される理由からいきましょう。
シャッターボックスとは、シャッターが巻き取られて収納される箱状の部分を指します。
多くの場合、シャッターボックスはスチール製であり、これが塗装の主要な理由となります。
①防錆と耐久性の向上
スチールは非常に堅牢な素材ですが、空気中の水分や酸素に触れると「酸化(錆び)」しやすいという宿命を抱えています。
特に、日本の気候は湿気が多く、雨や結露が頻繁に発生するため、シャッターボックスは常に錆びのリスクに晒されています。
一度錆びが発生すると、それは周囲に広がり、最終的には素材を腐食させ、シャッターボックスの構造的な完全性を損ないます。
塗装は、この錆びの進行を効果的に食い止めるための最も一般的かつ効果的な方法です。
塗料はスチール表面に強固な保護膜を形成し、水分、酸素、そして紫外線などの外部要因から素材を物理的に隔離します。
この保護膜があることで、シャッターボックスの寿命は格段に延び、高額な交換費用を未然に防ぐことができます。
定期的な塗装は、言わばシャッターボックスの「健康診断」と「予防接種」のようなもので、長期間にわたってその機能を維持するために不可欠なのです。
②美観の維持と外観の一体感
シャッターボックスは建物の外壁に固定されており、その外観は建物の全体的な印象に大きく影響します。
特に、外壁を塗装し直す際に、シャッターボックスだけが色褪せていたり、錆びていたりすると、せっかくの美しい外壁が台無しになってしまいます。
塗装は、シャッターボックスに新たな色と光沢を与え、美観を回復・維持します。
外壁の色調に合わせて塗装することで、建物全体に統一感と調和をもたらし、より洗練された印象を与えます。
新築時の美しさを保ち続けるためにも、経年による劣化が目立ちやすいシャッターボックスの塗装は非常に重要な役割を担っています。
また、塗料には防汚性や耐候性を持つものもあり、汚れが付きにくく、長期間美しい状態を保つ効果も期待できます。
③診断と予防
塗装作業は、単に色を塗るだけでなく、シャッターボックスの表面を丁寧に点検する機会でもあります。
ひび割れ、塗膜の浮き、軽微な錆びの兆候などを早期に発見し、適切な処置を施すことで、大きな損傷に至る前に問題を解決できます。
これは、シャッターボックスの寿命を延ばす上で非常に重要な側面です。
2.シャッター本体を塗装しない理由
一方で、シャッター本体を塗装しない、あるいは塗装を避けるべき理由は、その構造と機能に深く関係しています。
①塗料の剥がれやすさと動作不良のリスク
シャッター本体は、開閉時にスラット(羽根)が何枚も折り重なったり、互いに擦れ合ったりする頻繁な動きを伴います。
特に、巻き取り式のシャッターでは、スラットがシャッターボックス内で非常にコンパクトに収納されるため、その際にはスラット同士が密接に接触し、大きな摩擦が生じます。
もしシャッター本体に塗料を塗ってしまうと、この摩擦によって塗膜が容易に剥がれてしまうリスクがあります。
塗料が剥がれると、美観を損ねるだけでなく、剥がれた塗料のカスがシャッターボックスの内部や巻き取り機構に詰まり、動作不良を引き起こす可能性があります。
シャッターがスムーズに開閉しなくなったり、途中で止まってしまったりする事態は、利用者にとって非常に不便であり、最悪の場合、修理や交換といった予期せぬ出費につながりかねません。
特に電動シャッターの場合は、モーターに過度な負荷がかかり、故障の原因となるリスクも高まります。
②素材の特性と塗装の必要性の低さ
現代のシャッター本体の多くは、アルミ製またはステンレス製で製造されています。
これらの素材は、スチールとは異なり、非常に錆びにくいという特性を持っています。
アルミは表面に自然に酸化被膜を形成し、それ自体が保護層となるため、外部からの腐食を防ぎます。
ステンレスもまた、その名の通り「錆びにくい(Stain-less)」特性を持つ合金であり、一般的な環境下では塗装の必要がほとんどありません。
そのため、シャッター本体は素材そのものが持つ耐久性と耐食性によって保護されており、塗装による追加の保護がほとんど必要ないのです。
仮に塗装を行ったとしても、上記で述べたような剥がれやすさの問題があるため、素材本来の特性を生かす方が合理的と言えます。
③専門的な技術の難しさ
シャッター本体の塗装は、単に色を塗るというよりも、非常に専門的な技術を要します。
スラットの形状が複雑であること、そして塗膜の厚みを均一に保ち、かつ摩擦に耐えうるような塗料を選定・塗布することは、一般の塗装業者にとっても非常に難しい作業です。
たとえ専門知識を持っていたとしても、シャッターの構造を熟知し、適切な塗料と工法を選択しなければ、すぐに塗膜が剥がれてしまう結果になりかねません。
これは、費用対効果の観点からも推奨されない理由となります。
3.まとめ
以上のように、「シャッターボックスは塗装するが、シャッター本体は塗装しない」という選択は、それぞれの部位が持つ機能と素材の特性、そして耐久性と美観維持という複数の要因を総合的に考慮した、非常に合理的な判断に基づいています。
シャッターボックスは、主要な構造材として錆びやすいスチール製が多く、その保護と建物の外観維持のために塗装が不可欠です。
一方、シャッター本体は、開閉動作に伴う摩擦で塗料が剥がれやすく、動作不良のリスクがある上、錆びにくいアルミやステンレスが主流であるため、塗装の必要性が低いとされています。
シャッターのメンテナンスを考える際には、これらの特性を理解し、適切な部位に適切な処置を施すことが、長期間にわたってシャッターを安全かつ快適に使用するための鍵となります。
シャッター本体を「塗ることができない」わけではありませんので、シャッターの状態に不安がある場合は、塗替え情報館の様な専門業者に相談し、適切なアドバイスを受けることを強くお勧めします。
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