落ち葉よけネットについて【2025年５月27日更新】｜静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
【2025年5月27日更新】
皆さん、おはようございます。
Instagram始めました！
👇アカウントはこちら👇
https://www.instagram.com/nurikaejouhoukan
ぜひ、アクセスしてみてください！
本日は、軒樋に設置する落ち葉よけネットについて書いていきます。
住宅や建物の屋根から落ちる雨水を受け止め、適切に排水する雨樋は、建物の基礎や外壁を水の浸食から守る重要な役割を担っています。
しかし、別荘地のような特に樹木の多い環境では、枯葉や小枝、砂埃などが雨樋に溜まり、詰まりを引き起こすことが少なくありません。
このような問題を防ぐために考案されたのが「雨樋の落ち葉よけネット」です。
このネットは、文字通り雨樋の上に設置され、枯葉などの異物の侵入を防ぐことを目的としていますが、その設置には様々なメリットとデメリットが存在します。
１．雨樋の落ち葉よけネットとは
雨樋の落ち葉よけネットは、雨樋の開口部を覆うように設置される網状のカバーです。
素材はプラスチック（PP、PEなど）、アルミ、ステンレスなど多岐にわたり、形状も網目の細かいシート状のものから、半円状に成形されたもの、ブラシ状のものまで様々です。
これらを設置することで、雨水はネットの隙間を通過して雨樋に流れ込みますが、枯葉や枝などの比較的大きな異物はネットの上でせき止められる仕組みになっています。
２．落ち葉よけネット設置の主なメリット
雨樋に落ち葉よけネットを設置することには、多くのメリットがあります。
①詰まりの防止と排水機能の維持
これが落ち葉よけネットの最も直接的かつ最大のメリットです。
枯葉や小枝が雨樋に侵入するのを防ぐことで、雨樋内部での詰まりを劇的に減少させることができます。
詰まりが解消されれば、雨水がスムーズに排水され、以下の二次被害を防ぐことができます。
・雨水の溢れ出し防止
詰まった雨樋から雨水が溢れ出すと、外壁の汚損、腐食、カビの発生、さらには基礎への水の浸入による構造的な損傷につながる可能性があります。
ネットを設置することで、これらのリスクを大幅に低減できます。
・軒天や軒裏の保護
雨樋の詰まりは、雨水が軒天や軒裏に回り込み、木部の腐食や塗装の剥がれを引き起こす原因となります。
ネットにより雨樋が正常に機能することで、これらの部分も保護されます。
・建物基礎の保護
溢れ出した雨水が建物基礎の周囲に溜まると、地盤沈下や基礎の劣化、さらにはシロアリの発生リスクを高めます。
適切な排水は基礎の健全性を保つ上で不可欠です。
②メンテナンス頻度の削減と安全性向上
枯葉やゴミが雨樋に溜まりにくくなるため、雨樋の清掃頻度を大幅に減らすことができます。
特に高所の雨樋は、清掃作業自体が危険を伴います。脚立やはしごを使って作業する必要があるため、転落事故のリスクが常につきまといます。
ネットを設置することで、そのような危険な作業を行う回数を減らし、住人の安全性向上に貢献します。
専門業者に清掃を依頼している場合は、清掃費用も節約できます。
③コスト削減
長期的に見ると、メンテナンスコストの削減につながります。
・清掃費用の削減
定期的な清掃依頼が不要になるか、頻度が減るため、清掃にかかる費用を節約できます。
・修理費用の削減
雨樋の詰まりに起因する建物の損傷（外壁の染み、基礎の劣化、軒天の腐食など）が発生するリスクが低減するため、それらの修理にかかる高額な費用を回避できます。
・雨樋自体の寿命延長
雨樋内部に常にゴミや湿気が溜まる状態は、雨樋自体の劣化を早める可能性があります。
ネットにより清潔な状態を保つことで、雨樋の寿命を延ばす効果も期待できます。
④美観の維持
雨樋内部に枯葉や泥が堆積していると、見た目にもあまり良いものではありません。
ネットを設置することで、これらが外部から見えにくくなり、建物の外観がすっきりと保たれます。
特に、雨樋が建物の顔として機能するようなデザインの場合、この美観維持の側面は重要になります。
⑤虫や小動物の侵入抑制
枯葉が堆積した雨樋は、蚊の幼虫（ボウフラ）が発生しやすい環境となり、またネズミや鳥などの小動物の巣の材料になったり、隠れ場所になったりすることもあります。
ネットによって異物の侵入が防がれることで、これらの虫や小動物の発生や侵入を抑制する効果も期待できます。
３．設置の主なデメリット
一方で、雨樋の落ち葉よけネットにはいくつかのデメリットも存在します。
①設置費用
ネット本体の費用に加え、設置工事費用が発生します。
特に高所作業となる場合は、足場の設置が必要となり、費用が膨らむ可能性があります。
DIYで設置することも可能ですが、安全性や確実性を考慮すると専門業者への依頼が一般的であり、一定の初期投資が必要となります。
②メンテナンスの必要性（全く不要ではない）
「落ち葉よけ」という名称から、一度設置すれば完全にメンテナンスフリーになると思われがちですが、実際はそうではありません。
ネットの上に枯葉や小枝、砂埃などが溜まり、それが雨によって固まってしまうことがあります。
特に、目の細かいネットほどこの傾向が顕著です。
・ネット上の清掃
ネットの上に堆積したゴミを定期的に除去する必要があります。
この作業は雨樋内部の清掃よりは容易ですが、やはり高所作業となることが多く、危険を伴う可能性があります。
・細かいゴミの侵入
ネットの目をすり抜けて、細かい砂や泥、花粉などが雨樋内部に侵入し、堆積することがあります。
これにより、排水口や縦樋の途中で詰まりを引き起こす可能性はゼロではありません。
特に、屋根の材質（アスファルトシングルなど）によっては、砂粒が多く発生し、ネットをすり抜けてしまうことがあります。
③凍結のリスク
積雪地域や寒冷地では、ネットの上に溜まった枯葉やゴミが雪や氷と混じり合い、凍結するリスクがあります。
ネット全体が氷で覆われると、雨水がネットを通過できなくなり、ネットの上を雨水が流れ落ちてしまう「オーバーフロー」が発生する可能性があります。
これにより、雨樋を設置していないのと同等の状態になり、建物の外壁や基礎に悪影響を与えることがあります。
④ネットの種類と環境への適応性の問題
様々な種類のネットが存在しますが、ご自身の建物の環境（周囲の樹木の種類や量、屋根の形状、地域の気候など）に最適なネットを選ばないと、効果が半減したり、かえってトラブルを引き起こしたりする可能性があります。
・網目の粗さ
網目が粗すぎると大きな枯葉もすり抜けてしまい、詰まり防止効果が低減します。逆に細かすぎると、前述の通り細かいゴミの堆積や凍結のリスクが高まります。
・耐久性
プラスチック製のネットは安価ですが、紫外線による劣化や破損のリスクがあります。
アルミやステンレス製のネットは耐久性が高いですが、費用も高くなります。
・設置方法
強風や積雪でネットが外れたり、破損したりしないよう、適切な方法でしっかりと固定する必要があります。
⑤美観の損なう可能性
ネットの素材や色によっては、建物の外観を損ねる可能性があります。
特に、プラスチック製の黒や緑のネットは、離れて見るとあまり目立たないことが多いですが、近くで見ると無機質な印象を与えてしまうことがあります。
建物のデザインにこだわりがある場合は、ネットの選択も慎重に行う必要があります。
⑥設置場所による制約
屋根の形状や雨樋の設置状況によっては、ネットの設置が困難な場合や、効果が限定的になる場合があります。
例えば、屋根の勾配が緩やかな場合や、軒の出が短い場合など、ネットがうまく機能しない可能性も考慮する必要があります。
４．設置を検討する際のポイント
以上のメリットとデメリットを踏まえ、落ち葉よけネットの設置を検討する際には以下の点を考慮することが重要です。
①周囲の環境
敷地内に大きな木があるか、隣接する敷地に木が多いかなど、枯葉の飛来量が多い環境であれば、設置のメリットは大きいです。
②メンテナンスの頻度と安全性
ご自身で雨樋清掃を行うのが難しい、または頻繁に行いたくない場合は、設置を検討する価値があります。
③予算
初期費用と長期的なメンテナンス費用を比較検討します。
④ネットの種類と材質
ご自身の環境や予算に合った適切なネットを選択することが重要です。耐久性、凍結リスク、メンテナンス頻度などを考慮して選びましょう。
⑤専門業者への相談
適切なネットの選定から設置まで、専門的な知識と経験を持つ塗替え情報館のような業者に相談し、現地調査を依頼することをおすすめします。
※参考資料 タキロンシーアイ株式会社 落ち葉よけネットカタログ
５．まとめ
雨樋の落ち葉よけネットは、雨樋の詰まりを効果的に防止し、建物の健全性を守る上で非常に有効なツールです。
メンテナンスの手間と危険性を減らし、長期的なコスト削減にも貢献します。
しかし、完全にメンテナンスフリーになるわけではなく、ネット上の清掃や細かいゴミの侵入、寒冷地での凍結リスクといったデメリットも理解しておく必要があります。
最終的な判断は、ご自身の建物の環境、予算、メンテナンスに対する考え方によって異なります。
メリットとデメリットを十分に比較検討し、必要であれば塗替え情報館のような専門家のアドバイスを受けながら、最適な選択をすることが重要です。
静岡県沼津市・三島市・富士市、静岡市を中心として、静岡県にお住いの皆様におかれましては、塗替え情報館では、お家に関する相談や現場調査、見積提出まで無料で行っておりますので、是非ともご利用ください。
下記（↓）ショールームにお越しください！
皆様にお会いできることを楽しみにしております！
Instagram始めました！
👇アカウントはこちら👇
https://www.instagram.com/nurikaejouhoukan
#塗替え情報館#大栄塗装#塗装工事#外壁塗装#屋根塗装#付帯物塗装#ショールーム#静岡県#静岡県東部#三島市#沼津市#富士市#静岡市#清水町#裾野市#御殿場市#伊豆の国市#伊豆市#伊東市#熱海市#下田市#富士宮市#長泉町#函南町#小山町#東伊豆町#西伊豆町#南伊豆町#松崎町#河津町#防水工事#軒樋#竪樋#軒樋の内側は塗装しない#横樋#落ち葉よけネット
