塗装工事における太陽光発電について【2025年4月22日更新】|静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
2025.04.22 (Tue) 更新
【2025年4月22日更新】
皆さん、おはようございます。
本日は太陽光発電について書いていきたいと思います。
太陽光発電は、2011年に起きた未曽有の災害である東日本大震災の後から特に注目されました。
映画にもなりました、福島県にある原子力発電所が被災して、東京電力管内の電力不足が起こったのをはじめとして、原子力発電の安全性を検討するために、すべての原発の稼働を止めたことによる電力不足から起きたブームの一つでもあります。
現在ではその電力不足もだいぶ落ち着き、原発の再稼働も徐々に進んでいる中で、塗装工事と太陽光発電との関係とはというのを今回改めて書いていきます。
1.太陽光発電システムのメリットとは
前述のように、環境に優しいというキャッチフレーズもついてブレイクをした太陽光発電システムですが、何が良くて、何を考えるべきなのか理解されていますか?
私の家にもソーラーパネルを付けていますが、南北面の切妻屋根ではないため、幾分かは損をしている設置になっています。
現代ではかなりの方がつけているため、電力不足解消も相まって「売電」よりも「自家消費」の方がメリットが高い構図になっています。
しかし、太陽光パネルの設置には、100万円以上の費用が掛かってきます。
そのため、「元を取りたい!」とお考えの方が多くいると思いますが、それについても簡単に書かせて頂きます。
費用の多くは太陽光パネルの料金で差がつくと言っても過言ではなく、高い物からある程度手が届きそうなものまであります。
どれにしようか悩んでしまうと思いますが、発電能力が高いに越したことはありません。
しかし、発電能力が高いとパネル自体の料金が高くなってしまうため、どうしても設置に二の足を踏む方も多いのではないかと思います。
元を取るとお考えの場合には、売電による金額で元を取ろうと考えるのか、それとも自家消費の分も含めて「本当はこれだけ払ったと考えられるから、これだけ浮いた」と考えるのかで大きな差が出てきます。
つまり、オール電化で1ヶ月の電気料金が約¥15,000だとして、売電価格が¥20,000だとすると¥5,000のプラスになりますよね。
それを1年だとすると¥60,000のプラスになるため、約15年で¥900,000浮いてくるから(厳密には売電価格の変動があるため、もう少し長い)、15年後にはプラスになりますよという業者と、今までは電気料金の¥15,000をずっと払ってきたのだから、考えとしては売電価格のみで考えれば良くて、¥20,000がソーラーパネルが生み出した利益なので、1年で¥240,000のプラスだから、約5~6年でプラスになりますよという業者がいます。
これは、お客様の持つ価値観によるもので、「元を取る」原資は、ソーラーパネルであるのか「売電」による利益なのかによって大きく変わってきます。
現在の感覚でいうと、電気料金が高騰しているため、通常使用している電気料金が¥0になるように考えれば良いので、そこにメリットを考えるべきではないかと思うのです。
もちろん、これも個人の感覚になりますので、余った分を買い取ってもらう方がより効果的であると考える方も正解だと思いますので、その点については本当によくお考えになる必要があると思います。
つまり、元を取るという考え方も人それぞれだという事です!
今の太陽光パネルの性能はとても向上しているため、設置時の初期費用が高いこと以外は基本的にはメリットが多いかなと、ユーザーとしては思っています。
子どもが長期休みの時に、昼間からエアコンガンガンという時も、晴れていれば自家消費という観点で問題ないなと思いますし、夏場の発電は本当に多いので、助かっています。
ただ、共働きで平日昼間は家にいないというかたは、深夜料金型のプランに電気契約をしているとおもいますので、作った電力を夜のために取っておく「蓄電池」の利用も考えてはいかがでしょうか?
私は子どももいますので、災害時に電気を貯めておける「蓄電池」の導入にはなびきましたが、それでもまだまだ高額ですのでなかなか手が出ません!
もし、蓄電池を利用していてこんな使い方があってメリット盛りだくさんだよ~と教えてくれる方は、塗替え情報館・佐野まで教えてください!
2.太陽光発電設置時に注意すること
私たち塗替え情報館では、お家のことなら何でも相談に乗るというのがモットーです。
そのため、太陽光発電を設置したり、撤去したりする協力会社がいますので、多くの情報が入ってきます。
ですので、自宅に太陽光発電設置時に注意しなければならないことをここに書きます。
①雨漏りに配慮する設置工事になっているか
②発電能力の担保は取れているか
①については防水工事の専門店としてとても気になる点です。
ソーラーパネルを設置する際には屋根に穴を開けて、架台を設置します。
野地板と言って防水シートの下まで穴を開けて固定しなければならないので、そこまで水が回ってしまうと雨漏りに直結します。
そのため、水が回らないように穴を開けたところから順に防水処理をしていくことになります。
この防水処理を怠ると、せっかく設置したソーラーパネルも意味のないものになってしまいます。
しかし、いくら防水処理を施したと言っても、人間の行う事ですのでミスはつきものです。
少なくとも3年以上の雨漏り保証が付いているような業者を選ぶことをお勧めします。
②の発電能力に関しては、今のソーラーパネルに関してはモニターで全て記録できるようになっているはずです。
シミュレーション通りとはいかないものの、年間計画での発電量に届かない場合には、設置業者との話し合いが必要になると思います。
現在は売電価格が低くなっているため、価格の保証はつかないのかもしれませんが、自家消費の計算をする際にも必要になるため発電量の保証は必要だと考えます。
安い買い物ではない、せっかくの設置工事になるので、必ずこの2つに関しては言質や保証書が必要になると考えます。
3.太陽光発電と塗装工事について
太陽光発電システムが載っているお宅の塗装は珍しいことではありません。
その場合に屋根塗装がある場合は、パネルの下の塗装は行いません。(屋上や陸屋根の場合には、下に潜り込めることがありますので、塗装する場合があります。)
洗浄も行う事が出来ませんので、手つかずのまま終了になります。
パネルの下は、紫外線や雨風を直接受けることがほとんどありませんので、耐久的には問題がないと判断をします。
よく相談をうけるのが、パネルを一度外してパネルの下を塗装したのちに、もう一度同じパネルを載せてくれという要望です。
これについては、基本的にはお断りしています。
雨漏りのリスクが圧倒的に高くなるからです。
パネルだけを外すことができるタイプの場合には、架台をそのままにして塗装を行い、再度設置するという事もやらなくはありませんが、電気系統を一度外す手間等が増えるために、余計な金額が増えます。
サイズの違う新規のパネルを設置することに関しては、協力会社と相談をして行うことがありますが、同じようなサイズだと同じような場所に穴を開けなければならないため、雨漏りのリスクが高くなりますから、お勧めはしません。
また、カバー工法と言って現在の屋根の上にガルバリウム鋼鈑の屋根を設置する工法の場合には、新規の設置もお断りしています。
新規屋根の下に防水シートを設置し、その下に旧の屋根、防水シートという順になっており、一番下の防水シートまでの防水施工が届かない可能性が高いためです。
300軒以上のソーラーシステムを設置した協力会社が、どうしても!と頼まれて行ったカバー工法の屋根への設置工事だけが雨漏りをした、という事で絶対にカバー工法屋根へのソーラーパネルの設置は行わないと言っていました。
私たちは協力会社から教えてもらったことと同じことをお客様にお伝えし、ご納得してくださるようにしています。
他の業者ではそのような説明もせずに設置を行ったり、載せ替えを安易に行ったりする場合もあるようですが、十分にその理由を説明している業者への注文をした方が良いと思います。
お気を付け下さい。
4.まとめ
塗替え情報館では協力会社とも密に連携を取っているため、お家の困りごと全てに対応するようにしています。
太陽光発電システムに関しても、弊社の専門分野ではありませんが、協力会社のお力をお借りして、お客様のどの様な質問に対しても答えられるように努力をしています。
そのため、できることとどうしてもできないことを明確に話すように気を付けています。
そして、出来る限りの期待に応え、お客様の喜びを私たちの力に変えていきます!
塗替え情報館では、お家に関する相談や現場調査、見積提出まで無料で行っております。
是非とも一度ショールームにお越しください!
皆様にお会いできることを楽しみにしております!
#塗替え情報館#外壁塗装#屋根塗装#ショールーム#静岡県#静岡県東部#三島市#沼津市#富士市#静岡市#塗装工事#防水工事#太陽光発電#ソーラーパネル#雨漏り対策#発電量の担保#売電価格の低下#自家消費電力#元を取る#蓄電池