【塗料】第6回 外壁塗装における塗料の種類(フッ素)とは?<2023年1月20日更新> |静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
~2023年1月20日更新~
第6回【フッ素塗料とは?】
「塗替え情報館」のブログを御覧の皆様こんにちは。
今回は「誰でもわかる塗料の種類」講座の第6回目です。
「フッ素塗料」について解説します。
塗替え情報館ブログでは、塗装についての、さまざまな情報を発信しています。
富井のブログでは、その中でも「塗料」についての情報を発信していきます。
皆様の塗装工事に有益な情報となるように、情報発信していきますので、楽しみにご覧いただけましたら嬉しいです。
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本日のブロブの内容はこちらです。
1.フッ素塗料の特徴
2.耐久年数
3.メリット
4.デメリット
5.価格
6.まとめ
1.フッ素塗料の特徴
前回、前々回と「シリコン塗料」「ハイブリッド塗料」の解説でした。
この2つの塗料はどちらも樹脂が「シリコン樹脂」の塗料でした。
今回の塗料は樹脂が「フッ素樹脂」になっており、前二点とは別物の塗料となっています。
では、フッ素塗料の特徴について見ていきましょう。
フッ素塗料の主な特徴は以下のとおりです。
・防汚効果(汚れを防ぐ効果)が高い
・超高耐候性(耐候性15~20年)
・紫外線、太陽光に強い
と言った特徴です。
特にシリコン系の塗料よりも、より高耐久な塗料です。
特徴を詳しく解説していきましょう。
フッ素は最近では「歯磨き粉」や「フライパンの表面加工」などにも使われており、表面をコーティングする効果が高い物質です。
その、フッ素を外壁塗料に配合することにより、シリコン系塗料よりもさらに高耐久の塗料となっています。
それから、汚れを付きにくくする効果、付着した汚れが滑り落ちやすい効果を持っています。
また、余談ですが「東京スカイツリー」もフッ素系の塗料で塗装されています。
2.フッ素塗料の耐久性
フッ素塗料の耐久性はおおよそ
15年~20年
となっています。
ハイブリッド塗料の耐久性が12年~15年なのに比べて、超高耐久の塗料となっています。
現状日本で使用されている塗料の中では最上級の塗料となります。
3.フッ素塗料のメリット
・紫外線や太陽光に強く、シリコン系塗料よりも高耐久。
・親水性が高く、防汚、防カビ効果により優れている。
・耐水性に優れている。
といったようなメリットがあります。
4.フッ素塗料のデメリット
・ウレタン系塗料、シリコン系塗料に比べ、価格が高い。
・「つや消し」は無い。
・塗膜が硬いため、しっかりとした施工がされていないとヒビ割れたりする可能性がある。
などのデメリットもあります。
また、同じフッ素塗料でも、メーカーによって耐久性にばらつきがあるので、確認が必要です。
高価な塗料ではありますが、ライフサイクルコストを考えればお得になる場合もあります。
5.フッ素塗料の価格
上記の項目で「ウレタン系塗料、シリコン系塗料に比べて価格が高い。」とお伝えしましたが、実際の金額差はどのくらいなのでしょうか?
目安として、シリコン塗料と比べて1件分の外壁塗装価格は20万円前後、高価となります。
6.まとめ
上記のようにフッ素塗料は最上級の塗料です。
価格と性能の費用対効果を考慮して選ぶと良いでしょう。
皆様の塗料選びの参考にしてください。
次回は「無機有機複合塗料」についてお話します。
楽しみにお待ち下さい。
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