静岡市の外壁塗装費用について |静岡県沼津市・三島市・富士市・静岡市の外壁塗装・屋根塗装専門店 塗替え情報館
皆さん、こんにちは。
塗替え情報館の大貫です。
今回は、静岡市における外壁塗装の費用について書いていきます。
静岡県内市町人口では、「静岡市」は浜松市に次ぐ2位の都市で静岡県東西間でほぼ中央に位置しています。
駿河湾から南アルプスまで南北に繋がっていて、市の面積全体の75%が森林、宅地はわずか9%です。9%の宅地に人口の98%が住んでいる、まさにコンパクトシティそのものです。
では、静岡市の外壁塗装費用にはどのような特徴が有るのでしょうか?
ぜひ最後まで、お付き合いください!
1.はじめに
外壁の塗装は10年または20年に一度の大きなイベントです。
静岡市は駿河湾をはじめ、南には富士山や南アルプス、一級河川安倍川など豊かな自然に囲まれています。
国宝など歴史遺産も多く観光客も多い一方で、県庁所在地で人の往来も多く、中央省庁の事務所や大手企業の営業所なども存在しています。
大学キャンパスも多く、バスや私鉄の交通網も充実している駿河区は、「静岡県住みたい町ランキング」のトップ3の常連です。
大人気のコンパクトシティにはどのような劣化原因が潜み、どのような外壁塗装が必要なのでしょうか?
皆様が一番気になる「費用」について調べてみました。
2.見積書を取得しましょう
外壁塗装は、街角やスーパーでは売っていません。
その理由は様々ありますが、家もそれぞれ立地・塗装面積が違いますし、使っている外壁や屋根の素材も違うため、統一的な金額が出しにくいのです。
外壁塗装は基本、フルオーダーの見積が必要となります。
そのため、塗装専門の業者からの見積書の取得が必須になります。
納得した業者を選ぶためにも「3社から見積りを取りましょう」とよく聞きます。
そんな3社を、皆さんはどのような基準で選んでいますか?
3社選びのポイントについて書いていきます。
①詳細な見積もりを出してくれる業者を選びましょう
見積りを依頼する会社を選ぶとき、皆さんはどのようなツールで選択しますか?
自宅の近隣にある業者はもちろん、知り合いやテレビCM、ホームページや折込チラシなど、いろいろな情報入手の手段があって迷ってしまう方も多いと思います。
現代は何を購入するにしても、インターネットで買い物が出来る時代ですが、「外壁塗装」は違います。
100万円を超える、大きな工事になることも多々ありますので、まずは地域に密着した、詳細の見積もりを出してくれる3社から見積を取得するということを考えましょう。
見積りの取得には、「塗装をしようと思ったきっかけ」や「塗装してほしい箇所、要望」を明確に伝えることがまずは第一です。
そのような話をしっかりと聞いてくれる業者というところもポイントかもしれませんね。
また、提出された見積書は、各業者によって書式や記載方法に違いがあります。
「一式」表記が多かったり、塗料の詳細が書いていなかったりする業者は危険です。
納得価格で納得工事を行うたためには、自分自身である程度の知識を身に着け、費用の相場をある程度把握することが必要と、私共は考えています。
そのため、「見積書」や「提案資料」で不明点があったら積極的に質問しましょう!
その質問すら答えられないような業者はパスしても良いはずです。
金額の高い、安いは個々の感覚差はありますが、納得した工事は誰もが手に入れることができるものです。
②「信頼できる塗装工事業者」とは?
一戸建て住宅の塗装は、全て手作業で行います。
職人の腕の見せどころでもあります。
職人の教育や資格取得に力を入れている会社は、向上心が有り技術者の指導が行き届いています。
塗装職人の資格として「○級塗装技能士」などの資格があります。
営業やアドバイザーも「外壁劣化診断士」や「雨漏り診断士」といった資格があります。
同様に、会社にも「建設業許可」という資格があります。
「建設業許可」を取得するためには、経営管理・技術者の在籍・契約に対する誠実性等の厳しい条件があります。
「職人や営業の資格所有」・「会社の建設業許可」
この2つが揃った会社は「信頼できる塗装工事業者」といっても過言では有りません。
③保証の有無を確認しましょう
一級塗装技能士の資格を持っているような、腕の優れた職人が塗装をしたとしても、想定外の不備が起きることはあります。
そんな時は、塗装箇所の保証制度が整っている塗装会社に依頼をすることで、そういった心配から解き放たれることでしょう。
保証についての説明があり、保証制度が確立している業者こそ、安心して工事を任せることが出来る業者であると言えます。
施工品質に自信がない会社は、当初から「保証」を出すことがない場合が多いです。
保証制度が整っている会社は、施工も高品質になると覚えておきましょう。
3.静岡市の外壁塗装費用について
以上の話をもとにして、「静岡市の外壁塗装の費用」について調べてみました。
下記の表は、静岡市にある塗装会社のホームページや、折込チラシの「WEB限定価格」「チラシ限定価格」等を一覧表としてまとめました。
会社によって価格表記の内容に違いが有りますのでご注意ください。(2022年3月調べ)
塗料の説明も記載しましたので参考にして下さい。
①シリコン樹脂系塗装の価格比較(価格表記は税込)
※静岡市の一般的戸建て住宅の平均坪数は30坪(外壁塗装面積は120㎡程度)※
シリコン塗装 | 参考㎡・坪数 | 備考 | |
A社 | 657,000円 | 建坪30坪 | 足場・飛散防止ネット・養生 バイオ高圧洗浄・外壁塗装3回塗り 軒天井・破風・雨樋・年1回の訪問点検10年間 |
B社 | 653,000円 | 建坪30坪 | 足場代・高圧洗浄・付帯部(雨戸・軒天井 破風・軒)・点検 |
C社 | 498,000円 | 建坪30坪 | 足場・高圧洗浄・下塗・上塗 工事保証・アフターフォロー |
D社 | 429,000円 | 建坪30坪 | 足場・高圧洗浄・下塗・上塗 工事保証・アフターフォロー |
「シリコン樹脂系塗料」は外壁塗装によく使われるポピュラーな材料です。
撥水性があり、強風や紫外線に強いのが特徴で、日本で一番多く使用されています。
想定耐久年数は外壁で約10~12年になります。(もちろん立地条件により異なります。)
表の一番下には塗替え情報館の情報も付けさせて頂きました。
是非比較をして頂ければと思います。
②フッ素樹脂系塗料の価格比較(価格表記は税込)
※静岡市の一般的戸建て住宅の平均坪数は30坪(外壁塗装面積は120㎡程)※
フッソ塗装 | 参考㎡・坪数 | 備考 | |
A社 | 762,000円 | 建坪30坪 | 足場・飛散防止ネット・養生 バイオ高圧洗浄・外壁塗装3回塗り 軒天井・破風・雨樋・年1回の訪問点検10年間 |
B社 | 737,000円 | 建坪30坪 | 足場代・高圧洗浄・付帯部(雨戸・軒天井 破風・軒)・点検 |
C社 | 648,000円 | 建坪30坪 | 足場・高圧洗浄・下塗・上塗 工事保証・アフターフォロー |
D社 | 648,000円 | 建坪30坪 | 足場・高圧洗浄・下塗・上塗 工事保証・アフターフォロー |
高耐久性に定評がある、フッソ樹脂を配合した塗料です。
フッ素樹脂系塗料の期待耐久年数は、外壁で約15年~20年と言われています。(もちろん、立地条件により異なります。)
耐久年数が非常に長いため、短期スパンで塗り替えが困難な大型施設にも利用されることが多くあります。
また、フッ素樹脂独特の艶感を好まれる方も多くいらっしゃるようです。。
粒子も細かいため、汚れを洗い流す能力も高く、長期的な美観を求める方にはおすすめの塗料です。
シリコン樹脂塗料と比較すると、高価な塗料(㎡単価=シリコン樹脂の1.5倍)です。
塗替えのサイクル(回数)も考慮し、信頼できる業者のプランを選んで頂く事をお勧めいたします!
4.外壁材の状況や建物の立地条件で塗装費用が高くなる?!
【 外壁材 】
①モルタル
モルタルは大きな一枚の壁に相当します。
見た目の高級感やデザイン性の関係で、1980年代までは外壁材の主流となっていました。
細かな凹凸や左官作業のようなデザインがありますが、防水機能が低下してくると凹凸などに、汚れがたまりやすくなります。
防水機能の顕著な例は「チョーキング現象」や「モルタルのハガレ」です。
モルタル外壁はチョーキング現象が起きにくい場合が多くありますが、表面のモルタルがポロポロと剥がれていく現象が起きたら、防水性能の劣化が疑われます。
全体的に汚れが多くなり、ハガレが出ているようなモルタル壁はお手入れ(塗装等)の時期と考えるのが妥当です。
劣化が進行すると、壁がひび割れたり、剥がれたりして、外壁塗装前の補修(下地処理)費用がかさむ可能性があります。
②サイディングボードとシーリング(コーキング)
サイディングボードとはパネル状の外壁材であり、そのパネル状外壁材を何枚も貼り付けて住宅の外壁となります。
モルタル外壁よりも圧倒的に工事期間が短く、比較的安価での施工になり、デザインのバリエーションも多いため、現代の住宅の外壁材について主流となっています。
このサイディングボード同士を繋ぎ合わせている目地は、「あいじゃくり」という施工方法でつなぎ合わせていたり、例えば出隅と平面とを繋いだりする際には、目地に「シーリング」(「コーキング」)材を注入したりして、水の流入を防いでいます。
シーリングはサイディングボードよりも痛みが早い材料があるので、十分に注意が必要です。
シーリング材の「やせ」や「ひび割れ」を発見したら、(すぐに雨漏りやボードの劣化が始まるわけではありませんが、)シーリング材の打替えや増し打ちが必要となります。
この早めの決断が外壁(サイディングボード)を守ることに繋がります。
シーリングの検査依頼する際には、当然ですがサイディングボードの劣化診断も併せて依頼することをお勧めいたします。
メンテナンスを怠ると、サイディングボードが膨らんだり、反ったり、剥がれたりという劣化現象に陥り、あまりにも劣化が進行してしまうと、「塗替え」ではなく「張替え」をしなければならなくなります。
静岡市の一般的な戸建住宅の外壁塗装面積は120㎡なので・・・
●塗替え(足場・高圧洗浄・下地処理・シリコン樹脂塗料)
約49.8万円(税抜き)
●張替え(窯業系サイディング16mm・廃材処理含む)
約130万円(税抜き)
早めの対応で、検査で、次の施工に関する情報を手に入れましょう!
【 海沿いの立地】
静岡市は自然豊かな地域です。
南部方面では窓から眺めるオーシャンビューも可能です。
しかし、海沿いの立地にも欠点はあります。
それは塩害です。
「道路標識や自宅のポストなどが錆びる=塩害」
以下に、「海沿いの劣化対策」を紹介します。
①強風や台風の後には外壁やサッシ等を水で流しましょう
風が強い日や台風では、海の塩水が家全体に降りかかっていると想定されます。
そのような状態のまま雨水が乾燥すると、塩分のみが外壁や窓サッシ等に残り、錆を誘発することになります。
現在海沿いに住んでいらっしゃる方々の中には、車等も含めて外壁や窓を、水で洗い流しすことで対策をしているお宅が多いと聞きました。
このような作業は地味な作業ですが、サビ等を進行させるような劣化のスピードを抑制する効果は、確実に上がっていくことになります。
逆にこのような地道な作業を怠ってしまうと、塩害から劣化スピードは上がっていき、塗装時には対策費用が余計に掛かる可能性があります。
②金属部分の色あせは要注意
シャッターBOXやベントキャップ等は見逃しがちな金属の場所です。
そのような場所が色あせてきたり、錆が見られたりしたら注意してください!
見た目が悪いという訳では有りません。
一箇所に錆が発生すると、他箇所のもらい錆にも繋がる可能性が高くなるため、全体の劣化が急速に進んでいきます。
錆が進行すると、その箇所に穴が空いてしまう可能性も有るため、少しでも気づいた段階で下地処理と錆止めを行い、上塗り塗装を行うことで、進行を遅らせることができるでしょう。
一度錆が出てしまうと、1種ケレンと言って、鉄自体を削ることで、錆の根本から取り除く作業を行わない限りは、錆が再発してしまう可能性は非常に高くなります。
しかし、1種ケレンは作業料が非常に高価なうえ、鉄自体の強度を弱くする恐れがあるため、外壁塗装時には、行うことのがない場合がほとんどです。
「塗装」=「塗るだけ」と安易に考えないことは大切です。
下地の状態によっては、塗装による十分な錆止め効果が期待できない場合も有るうえ、無駄な費用がかさむことも考えられるので、まずは相談することが大切です。
③外壁の塗料で劣化を防ぐ
玄関周りや雨戸等は、ご家庭のホース等を使用して、洗い流すことも簡単ですが、面積が広い外壁への作業となると、大変な作業となります。
その大変な作業以外で外壁自体を守る要素となるのが、外壁塗料、外壁塗装となります。
劣化現象少しでもが見られたならば、外壁や付帯物の塗替えを検討し、劣化を防いでいくことが必要となります。
しかし、外壁塗装に使用する塗料の効果を十二分に発揮させるためには、塗料を塗り替える前に行う下地処理も、しっかりと行わなくてはいけません。
また、劣化が進行しすぎると、下地処理に大きな費用がかかる可能性があることは前述の通りです。
かといって、手を抜くことは絶対に許されない工程ですので、その下地処理もきちんと行ってくれる塗装業者を選びましょう。
静岡市南部のような海岸部は、塩害により塗料の耐久性が2~3年程度は短くなってしまう可能性があるため、30年という長いライフサイクルで考えると、シリコン塗料で塗装を行った場合は、フッ素塗料を塗装するよりも塗装回数が約1回多くなってしまいます。
【 市街地の立地】
静岡県内人口第2位である静岡市は、幹線道路も多く非常に便利な地域ですが、排気ガスによる汚れや外壁への影響があることは否めません。
また、電車やバスなどのインフラも十分に整備されている市街地地域も多いため、どのような注意が必要かを記します。
①凹凸のある外壁は要注意
外壁のチョーキング現象は、経年劣化による外壁塗膜の防水機能が低下している証であると言えます。
このようなチョーキング現象が顕著になってくると、外壁に付着した汚れは、なかなか落ちない状態になります。
バスが撒き散らす排気ガスや、電車のレールの摩擦からの汚れ成分には、油分も含んでいるので注意が必要です。
このような細かいスス汚れは、なかなか落ちることがない汚れになります。
落ちない汚れは、塗装時にはバイオ洗浄といった薬品を使用した高圧洗浄により、丁寧に洗い流す必要があります。
しかし、その分だけ、費用がかさむ可能性が出てきます。
②ひび割れチェックは定期的に行いましょう
幹線道路や車線が多い国道沿いは、大きなトラックや作業車が通行する場合も多くなるため、その分だけ外壁にダメージを与える振動の起こる回数が多いのが特徴です。
何度も大きな振動や揺れに襲われることで、外壁はダメージを受け、前述のモルタル壁などはひび割れが入りやすい環境となります。
そのような状況が続く環境にお住いの市街地の方は、定期的にひび割れ等のチェックを行うことをお勧めします。
もちろん、チョーキング現象などの塗膜の劣化も、ひび割れを誘発する可能性があります。
下地処理に多くの費用がかかる前に、自身のセルフチェックと共に、塗装専門業者に見てもらうようにしましょう。
5.おわりに
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
都市部でもある静岡市の外壁塗装費用について、ご理解いただけましたでしょうか?
「塗替え情報館」は地域密着型の塗装専門店ですので、費用等に関しても多くの情報を持っています。
また、お住まいの環境に応じた塗料やメンテナンスの提案を十分にさせていただきます。
私共は常にお客様の立場にたちお客様から「ありがとう」をたくさんいただける会社でありたいと日々努力をしております。
相談・見積もり依頼などお気軽にご連絡ください。
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