塗装に適した季節とは?
2021.10.04 (Mon) 更新
皆さん、こんにちは。
昼夜は涼しくなりましたね。活動がしやすい秋の季節となりました。
ということは、台風シーズンも終盤を迎えているということで、一安心がつけるまでもう少しです。
最近、お客様によく聞かれることがあります。
それは、「塗装に適した季節っていつなの?」ということです。
この難問についてお話ししたいと思います。
1.それぞれの季節の長所・短所
春
(長所)温暖で、作業も効率的にはかどる。
(短所)移動性高気圧の影響で、雨の日が意外に多い。急に寒い日が発生する。
夏
(長所)高温で塗料の乾きが早い。
(短所)熱中症対策で休憩時間を確実に取るため、職人の作業効率は悪い。養生の際はエアコンが必須。
秋
(長所)春同様に、温暖で作業効率が良い。
(短所)雨の日が多い。台風対策が必要。
冬
(長所)雨の日が少ない(地域にもよります。)ため、工程のズレが少ない。
(短所)気温が低く、塗料の乾燥に時間がかかる。
2.お客様の声による検証
1でわかるようにどの季節でも一長一短ということがわかります。
お客様に置かれましても感じ方はまちまちですので、ご紹介します。
子供の新学期(入学)が始まる3~4月は避けたいから、春先よりも夏場が良い。
ゴールデンウィークをまたぐ日程は避けたい。
夏は職人さんが大変なので、涼しくなってからにしたい。
台風が来る前(反対に台風が無くなったころ)から始めたい。
寒い季節の方が、窓を閉めても苦にならないので冬場が良い。
このように、お客様もご自分の感覚でお選びいただいているということが言えます。
3.塗替え情報館の見解
弊社の塗り替え時期の検証としては、「雪等に悩む地域でなければいつでも良い。」という結論になります。
塗料においては、高温や低温を避けるようにとメーカー発表もあるように、真夏や真冬は避けた方が良いのはあるかもしれません。しかし、現在の塗料は非常に性能が上がっているため、乾燥時間の違いや職人の作業効率に違いはあれど、大きな問題にはならないと考えられます。
よって、降雪や降霜が多い地域を除けば、ご家庭の都合により適した季節は異なると言えます。
ただし、梅雨や秋雨といった季節は工程が延びてしまい、足場等で窮屈な思いをする時間が長くなることは御承知おきください。
皆が避けるようなお盆や年末年始は、現場の数も減りがちです。
そういった際に行われるイベント等に注目してもらえれば、より経済的に塗装ができるかもしれませんね。
様々な提案ができる塗替え情報館にご用命をお願い致します!