外壁によく使われるサイディングボードとは?
2021.03.01 (Mon) 更新
皆様こんにちは。
外壁塗装・雨漏り専門店の塗替え情報館 アドバイザーの横山です。
今回は住宅の外壁によく使用されている外壁材についてお話をさせていただこうと思います。
早速ですが、皆さんはサイディングボードとはご存じでしょうか?
サイディングボードとは何かご存知ない方も多いいのではないでしょうか?
サイディングボードは最近の住宅に多く使われてるパネル外壁材のことです。
従来のモルタルなどを塗ることで外壁を作るのとは違い、サイディングボード(パネル外壁材)を貼り付けることで住宅の外壁を作るため、施工期間が短く安価のために、近年の住宅外壁材の主流になっている外壁材です。
サイディングボードのメリットは、施工しやすい為工期が短くコストが安くすむこと、耐火性・耐久性に優れていること、品質が安定してデザインのバリエーションが多いことなどがあげられます、逆にデメリットとしては、熱を吸収しやすくシーリングが劣化しやすい、オリジナル感を出しにくく、劣化すると補修がし辛い時もあります。
またサイディングボードには種類が4種類あります。
窯業系サイディングボード
セメントと繊維質系原料を混ぜ合わせて作られた板で、国内の普及率70%とも言われています、価格帯が比較的安く・耐震性・防音性・耐火性に優れ・いろの種類とデザインが豊富でシンプルなものからタイル調・レンガ風・石積み調など様々なデザインがあり、おしゃれなラインナップ多いいことが国内の普及率の高さの要因になっています。
耐用年数8年~20年
金属系サイディングボード
表面が金属(ガルバリウム鋼鈑・アルミニウム鋼板・ステンレス鋼板など)のサイディングボードで、窯業系サイディングボードと比べ長期間メンテナンスが必要なく(金属が水を吸収しないので)、軽量で地震に強く、耐久性・断熱性・防水性に優れていますが価格が高くなてしまいす。
耐用年数10年~20年
樹脂系サイディングボード
塩化ビニル樹脂を原料として作られた板で、アメリカ発祥の物で日本ではあまり普及されていません、耐久性・耐候性に優れシーリング材を使わないので補修をしなくてすむ可能性があります、重さが窯業系サイディングの約10分の1なので施工しやすく壁自体を軽くできるので建物への負担は軽減できます、ただし遮音性が劣り・色やデザインはあまり豊富でわありません。
耐用年数10年前後
木質系サイディングボード
天然の木材を加工・塗装して作られた板で窯業系サイディングと比べると価格も高くなります、環境にも優しく・断熱性にも優れているが、天然木であることから水に弱く水を含んだ状態で放置すると木が腐ってしまう可能性があります、しっかりこまめなメンテナンス(再塗装)をおこなわないとなりません。
耐用年数5年~10年
上記の様に、サイディングボードの耐用年数は、現在は一般的な窯業系と呼ばれるサイディングボードで10年~20年と言われています、表面の塗装の膜が劣化すると、雨を吸収し劣化してしまう可能性があります、そのままにしておくと、家自体の構造まで大きな影響を与えることになりかねません。
補修の時期は、シーリング(サイディングボードの繋ぎ目)の劣化や色あせやチョーキングがあらわれたら補修の時期だと思って下さい。(チョーキングとは、塗膜が劣化し粉状となり表面に出てくる現象で、触ると手に粉がつく状態です)
このような現象になったら外壁塗装などの外壁のメンテナンスをお考え下さい。
現在では20年と高耐久な物も増えておりますが、その劣化度合いは、お家の立地条件や地域によっても異なります。
お家を建てて10年以上の方や、一度外壁塗装工事を行ったことがあるが10年ほど経っている方など、御外壁のことが気になり始めたら弊社へお問い合わせください。
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