外壁塗装工事の流れ(沼津市・三島市)
2019.06.17 (Mon) 更新
皆様こんにちは。
今回は外壁塗装工事の作業の流れについてご紹介させて頂きます。
1.足場の架設・飛散防止ネット張り
先ずは作業員の安全確保とご近所様への心遣いも兼ねての足場の架設と飛散防止ネット張りです。
ここから、外壁塗装工事のスタートとなります。
2.高圧洗浄
専用の高圧洗浄機を使用し、外壁や屋根などに付着した、埃、コケ、カビ、藻、塩、劣化し粉化した塗膜のチョーキングなどを丁寧に落としていく作業です。
リシン壁やスタッコ壁、ブロック塀などの多孔質な材質でカビやコケが酷い場合は、その微生物を完全に除去する為に『バイオ洗浄』を行う場合もあります。
下地の状態や、既存外壁塗膜の種類などに合わせて適切な洗浄方法をご提案いたします。
3.下地処理作業Ⅰ
屋根や外壁は、新築より永年の歳月が経過すると随所に劣化があらわれてきます。
釘の浮き・塗料の剥離や浮き・鉄部のサビなどといった箇所の下地処理をしていきます。
4.下地処理作業Ⅱ
屋根や外壁に発生するひび割れ(クラック)や外壁ボードのつなぎ部分に施工されているシーリングの劣化は直接雨漏りの原因となる可能性がある為、クラック処理やシーリングの打替え等でしっかりと補修します。
外壁のクラック処理 シーリングの打替え
① VカットやUカットする ① 既存のシーリングの撤去・処分
② シーリング材を充填 ② マスキングテープによる養生
③ モルタル補修 ③ バックアップ、ボンドブレーカーの挿入
④ パターン補修 ④ シーリングプライマーの塗布
⑤ シーリング材の充填
⑥ ヘラによる抑え、均し
5.養生(マスキング)
窓やドアの周りなどに塗料が付着しないように養生を行います。
しっかり養生するか否かで仕上がりに大きく差がつきますので、職人の腕の見せ所にもなります。
綺麗な養生が出来る職人は塗るのもやはり上手です。
6.下塗り作業(塗装1回目)
下塗りの役目は、外壁に染み込ませて固着力と中塗り塗装との密着性を高めます。
小さなひび割れを埋める効果等もあります。
この工程を手抜きすると、塗装が長持ちせず劣化が早くなります。
下塗りを水で薄めて塗装する、あるいは塗らないなどという低質な業者も存在するので、注意が必要です。
7.中、上塗り作業(塗装2回目、3回目)
塗膜量を一定量確保し塗膜を長持ちさせるために中塗りを行います。
中塗りで下地(壁)を覆う力を高めた後、上塗り工程にて塗装の最終仕上げを行います。
中塗りと上塗りには同じ材料が使われます。
8.付帯部分の塗装 ~細かい部分もしっかりと~
家の塗装メンテナンスは『外壁・屋根』だけではありません。
細かい部分(軒裏、破風板、雨とい、雨戸等)のメンテナンスも同時に行うことをお勧めします。
その際、他の箇所の塗料は適材適所でチョイスします。
9.社内検査の実施(職人&監督の立ち合い検査)
現場監督が立ち合い、引渡し前に品質検査を行います。
不良個所には印をつけて、手直し指示を出したり塗り忘れ箇所や塗装の塗りムラなどのチェックを行います。
最後に、窓回りなどのスミ出し等の美観のチェックも行います。
10.施主検査の実施(お施主様&監督立ち合い検査)
お引渡し前には、お施主様立ち合いのもと完成工事個所のご確認をお願いいたしています。
弊社担当者と工事完了状況を、実際に目で見たり手で触って頂く事になります。
工事記録写真もご用意いたしますので工事個所を確認してください。
11.足場解体・清掃 完成引渡し
仮設足場撤去日程を打ち合わせ後、スムースに足場を解体し、ゴミの回収や敷地の清掃で作業は終了となります。
来た時よりも美しくがモットーです。
完成引き渡し後、弊社の保証書を発行します。