増築した外壁と屋根の接合部からの雨漏り(富士市・M様邸)
2018.01.24 (Wed) 更新
こんにちは!
外壁塗装・雨漏り防水専門店の塗替え情報館店長の鈴木です。
今回は、先日お問い合わせを頂いた、富士市M様邸の雨漏り事例をご紹介いたします。
M様のお宅は、過去にリフォーム工事や増築工事を他社で行っていて、以前から雨漏りが有ったようです。
今回お問い合わせをいただき、現場調査にお伺いさせて頂くと、
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天井裏に入っていた断熱材が、雨漏りの水を吸い込み、ボードも水に濡れ強度も落ちてしまい、結果、水を含んだ断熱材の重さに耐えきれずにボードが崩れ落ちてしまっていました。
早速、調査をしていくと、目視でも確実に雨漏りに直結する箇所と、目視だけでは判断が難しい箇所など原因が複数考えられました。
今回は、翌日が雨ということもあり、お施主様ともご相談し、その中でも1番雨漏りの可能性の高い、雨漏り箇所の真上の増築部分の屋根と母家の外壁の取合いのシーリングをその場で施工させていただきました。
既設の状態は、屋根と外壁の取合いのシーリングが紫外線などによる劣化で弾性力が無くなり硬くなり、ワレが全体に出てしまっています。
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この部分は、増築部分の屋根が後から取付けられているため、外壁に押し当てるように取り付いているだけです。
なのでここの防水の役目のシーリングが切れてしまうと雨が漏れてしまうのは一目瞭然です。
早速、既設のシーリングを撤去していきます。
カッターを入れキレイに斫り、撤去していきます。
撤去すると、シーリング施工箇所の隙間が広い場合に使用するバックアップ材が見えてきました。
撤去したカスなどをキレイに清掃し、養生を行います。
その後、専用のプライマーを塗り、乾燥したらシーリングの打ち込み(充填)を行います。
隙間や空気が入らないように丁寧に打ち込み、専用のヘラを使用し、しっかりと厚みを確保しながらキレイに均します。
乾燥しないうちに養生を撤去し施工は完了です。
その後、翌日の雨では雨漏りは見受けられませんでした。
お施主様も一安心と、喜んでいただけて良かったです。
雨漏りや外壁塗装でお悩みの方は、外壁塗装・雨漏り防水専門店の塗替え情報館にお問い合わせ下さい。
現場調査やお打合せ工期など可能な限りお施主様のご要望に合わせて、専門のスタッフが親切丁寧に対応いたします。