錆が進行し塗装が出来ない状態の塩ビ鋼板樋隠しの交換
2017.12.20 (Wed) 更新
みなさんこんにちは!
外壁塗装・雨漏り防水専門店の塗替え情報館店長の鈴木です。
先日、三島市のT様邸で、錆が進行してしまい塗装では修繕できない塩ビ鋼板で出来た樋隠しの交換を行いました。
樋隠しとはあまり聞きなれない言葉かと思いますが、下に写真の様に、その名の通り雨樋(軒樋)を隠すようにデザインされて取付けられている物で、約30年程前のハウスメーカー系の建物にはよく使用されていました。
また、そのほとんどが塩ビ鋼板で出来ている物が多く有ります。
施工前の状態がこちらです!
上から見ると良くわかりますが、鉄板を保護している塩ビシートが剥がれ、中の鋼板が錆びています。
さらに錆が進行するにつれ塩ビシートの剥がれも進行し悪循環となってしまいます。
このように錆びて穴が開いてしまったり、取り付け部分が錆びて不安定な状態ですと台風などの強風で飛ばされてしまう可能性もありますので危険です。
錆の進行がまだそこまででなければ、塗り替えで事足りますが、今回のようなケースでは交換になります。
しかし、交換といっても30年前と同じ物はもうありませんので、部分的な交換ではなく全て取り替えます。
まずは既設の樋隠しを撤去します。
キレイにすべての樋隠しを撤去しました。
この状態なら樋や鼻隠しの部分も塗装がしやすく、樋隠しが有って塗れない箇所などの塗り残しなども無く施工が出来ます。
鼻隠しも軒天井などもスチール製の為、しっかりと下地処理し錆止め塗料を塗布します。
その後上塗りを2回塗り仕上げます。
今回は日本ペイントのファイン4Fセラミックを使用し仕上げました。
各所の塗装が終わり、最後に樋隠しを取付けます。
通常屋根などに使用されているガルバリウム鋼板は0.35?の物が一般的ですが、それでは強度が弱くペラペラになってしまうため、今回は強度なども考え、ガルバリウム鋼板の0.5?を使用しました。
デザインはすっきりとしたデザインで、お施主様も雰囲気はそのままに、新築のような仕上がりにとても喜んでくださいました。
明日もお客様に喜んでいただけるように頑張ります!!
お家の塗り替えをお考えの方や、塗り替え(塗装)ではだめかもしれないと思っている方も、塗替え情報館ではこのような施工も行えますのでお困りの方はお気軽にご連絡下さい。
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