雨漏りのあったALC外壁のシーリング工事、ベランダ屋上防水工事密着工法の下地処理(三島市・H様邸)
2017.07.15 (Sat) 更新
こんにちは!
外壁塗装・雨漏り・防水専門店の塗替え情報館店長の鈴木です。
本日は、雨漏りでも悩んでおられた三島市H様邸の外壁塗装工事のシーリング工事とベランダ・屋上防水工事の下地処理を行いました。
外壁はALCボードですのでシーリングの施工箇所は、サッシ廻りとALC盤間目地などのシーリング工事になります。
ALCボードは盤間(ALC盤とALC盤の隙間)部分や、サッシ廻り部分の防水性と気密性を守るためにも、シーリングはとても重要な部分になります。
また、今回は基礎とALC盤の取合いからの雨漏りも見受けられましたのでその個所もしっかりとシーリングを行います。
シーリングの劣化部分や塗膜が浮いているヵ所などは一度剥がし、新しくシーリングを施工をするとこのようになります。
これで目地からの雨漏りも心配ありません。
次は屋上防水の下地処理になりますが、先日のブログでも書かせていただいた様に、既存塗膜を一度全て撤去し、高圧洗浄までは先日すでに完了しています。
既存塗膜の撤去
高圧洗浄
昨日は既存目地材の撤去を行いました。
その後、目地を撤去し、目地処理をする前には、床、立上り、架台廻りなど全体にカチオンノロ引きを行い下地調整(不陸調整)を行っております。(写真が無くて申し訳御座いません)
目地はプラスチック製の目地材が、床の保護モルタルの割れ防止のために目地部に新築時から施工されていますが、防水を行う際は一度撤去し、シーリングを打ち直します。
また、目地をシーリングやセメントですべて埋めてしまうと湿気や水が逃げる場所がなくなってしまいますので、シーリングの下には先にバックアップ材を入れます。
写真はバックアップ材を入れプライマーを塗った写真です。
その後シーリングを打ちます。今回は密着工法ですがこうすることで湿気(水分)の逃げ道を確保し、施工後の膨れなどを起きにくく致します。
また、クラック箇所はUカット処理しシーリングを打ちガラスクロスを貼ります。
写真はクラック部をUカットしプライマーを塗布した写真です。
目地クロス部(合わせ目)には、湿気(水分)を外に逃がすために脱気筒を設置します。
防水工事も外壁塗装工事も下地処理をどこまで丁寧にしっかりと施工するかにより、仕上りや持ちがとても変わってきます。
下地処理は見えない作業で、塗料を塗ることよりも遥かに時間のかかる作業ですが、塗替え情報館は見えない場所も手を抜かずにしっかりと施工いたしますのでご安心ください!
雨漏りや防水でお困りの方は、お気軽にお電話して下さい。