瓦屋根でも起こる雨漏りの原因と応急処置(清水町・M様邸)
2017.05.09 (Tue) 更新
こんにちは!
塗替え情報館店長の鈴木です。
本日は、駿東郡清水町のお客様からお問い合わせを頂き、雨漏り応急処置(補修)工事を行いました。
瓦屋根のお宅で2Fから雨漏りしているということで、早速、屋根裏を確認すると雨漏りの跡がしっかりと有ります。その下に置いている水受けの中も水が溜まっていました。
屋根裏から見える範囲で、大体の水の流れなどを確認し、屋根に登り上から確認します。
瓦のズレや割れなどは見受けられませんでしたが、一部に致命的な劣化が見受けられます。
その場所は、谷板金と呼ばれる部分で下の画像の赤い丸のヵ所です。
この谷板金は銅板で作られていることが多いのですが、瓦を流れてきた雨を受ける部分なので、長年、雨にあたることで穴が開いてしまうことが多く有ります。瓦に塗られている
今回もこの谷部分の雨による腐食(穴開き)が原因でした。
また、谷板金に穴が開いていても、板金や瓦の下にはルーフィングという防水シートが入っていますので、ルーフィングが切れたりしない限りは雨漏りはしませんが、ルーフィングはゴムなどで出来ていますので、経年劣化や、穴からの紫外線などにより痛みが大きくなるとルーフィングにも穴が開き、雨漏りしてしまいます。
今回は、応急処置でシーリング+アルミ防水シートで補修をさせていただきました。
シーリングの充填
防水テープ補修、端末シーリング
もちろん今回は応急処置ですので、谷板金の交換を進めさせていただき、近日中には谷板金を交換予定です。
塗替え情報館では、建物の塗り替え工事の際の現場調査(建物診断)の場合もしっかりと屋根に上り、このような塗装以外の腐食ヵ所や、劣化ヵ所を一つ一つ専門の調査員がチェックし、大きな破損や損傷になる前に早期発見し、お客様にベストな提案を致します。
塗装工事をお考えの方や、雨漏りでお悩みの方は、お問合せフォーム又はお電話にてお気軽にお問い合わせください。