カラーベスト屋根をキクスイ4Fフッ素のモスグリーンで塗り替え、屋根通気工法(田方郡南箱根ダイヤランド・A様邸)
2017.01.12 (Thu) 更新
みなさんこんにちは!
外壁塗装・雨漏り・防水専門店の塗替え情報館店長の鈴木です。
今回は前回に引き続きカラーベスト屋根の塗装です。
前回は高圧洗浄とプライマー(下塗り)の塗布まで書かせて頂きましたが、
その後下塗りの乾燥後は、中塗り・上塗りと塗装を行うのですが、そのまま塗装をしてしまうと塗装をすることによる「雨漏り」の原因になりますので、塗装前にタスペーサーの取付けを行います。
このタスペーサーをW工法(カラーベスト1枚に対して2ヵ所)で取付けます。
タスペーサーを取付けることにより、板と板の上下合わせ目の縁が切れ隙間を確保します、カラーベストの内側にたまった雨や内部結露の水分などをその隙間から逃がします。
ここを埋めてしまうと溜まった水分は逃げ道がなくなり、釘跡などから下の写真のように雨漏りします。
タスペーサーの取付けが完了すると、その後、中塗り・上塗りを塗布し、屋根の塗装が完了致します。
タスペーサーは屋根の中塗りと上塗りで一緒に塗装をするので、抜け落ちたり色が変わったりすることはありません。
屋根は耐候性の高い4Fフッ素を使用させて頂き、高品質施工をご提供させて頂きました。
外壁は窯業系サイディングボードですが、2Fはサイディングボードにリシンが吹付られていましたが、外壁の一部が腐食し、パターンが落ちてボードがむき出しのヵ所がありましたので補修を行います。
Before
パテ埋め
シーラー塗布後、パターン付(模様合せ)
After
このような補修は経験や知識、職人の腕が最も必要とされる作業ですが、塗替え情報館では経験豊富な職人たちがしっかりと補修いたしますのでご安心ください!
その後、目地やサッシ廻りのシーリングを打ち替え、シーリング部分には可塑剤抑制プライマーを塗布し外壁の下塗り(シーラー)を塗布します。
この可塑剤抑制プライマーを塗らずに塗装をしてしまうと、場合によっては、上塗りがしっかりと乾かないような状態(ブリード現象)が起こってしまい、数年後にシーリングの上だけ埃や排気ガスなどの付着で黒ずんできたりするので注意が必要です。
町を良く見て歩いているとこのブリードが起こっているような建物はすごく多く感じます。
せっかく塗り替えをしてきれいになっても数年でそのような状態になっては・・・