へーベルパワーボード、シーリング部分の塗膜の浮きがあるお宅の外壁塗装、塗り替え工事(静岡県駿東郡清水町・S様邸)
2016.08.30 (Tue) 更新
こんにちは。
外壁塗装・防水・雨漏り専門店の塗替え情報館店長の鈴木です。
今回は、駿東郡清水町のS様邸のパワーボード(ALCパネル)の外壁の塗装工事を行いましたのでご紹介いたします。
まずALCパネルやパワーボードといってもどんな物なのかわからない方も多いと思います。
ALCとは、「Autoclaved」(高温高圧蒸気養生された)「Lightweight aerated」(軽量気泡)「Concrete」(コンクリート)の略で、その名の通り、高温高圧蒸気養生された軽量で気泡が入っているコンクリートです。
下の写真は塗装前の状態のパワーボードですが、断面を見て解る通り巣穴のようになっており、中には強度を持たせるためのラス網が入っています。※その他のALCパネルには鉄筋が入った物もあります。
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そのため、このボード自体はとても水を吸いやすく塗膜で防水性を持たせる必要があります。
そのため、適切な下塗り材や上塗り材の選定が必要になります。
今回の塗り替え工事は、一度塗り替えをしているお宅の2度目の塗り替え工事で、シーリングの上だけ前回の塗膜が膨れてしまっていましたので、まず高圧洗浄をし、全てのシーリング(コーキング)の打替えを行います。
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その後、シーリングの上だけ可塑剤抑制プライマーを塗り、防水性とひび割れなどに対しての追従性を持たせるため、下塗りに微弾性フィラーを塗り、弾性シリコン樹脂塗料を上塗り2回塗りで塗装完了です。
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ビフォー
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アフター
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パワーボード、ALCパネルの外壁塗装工事をお考えの方は、塗替え情報館に是非一度お問い合わせください。