乾式洋瓦屋根のモニエル瓦やスカンジア瓦やクボタ洋瓦などの塗装工事水谷水系シリコン(沼津市・ Y様邸)
2016.07.27 (Wed) 更新
皆さんこんにちは!
外壁塗装・雨漏り・防水専門店の塗替え情報館の鈴木です。
前回に続き、今回は乾式洋瓦(モニエル瓦・スカンジア瓦など)についてです。
乾式洋瓦と言ってもよくわからない人のも多いと思いますので、まずは乾式洋瓦の説明から。
見た目はこのように平なものや波型のものが多く、普通のセメント瓦との見分け方は、瓦の先端の厚み部分が凸凹か、平かの違いになります。平であれば普通のセメント瓦で、凸凹だとモニエル・スカンジア・クボタ・ハルモリックなどの乾式洋瓦になります。
乾式洋瓦とはセメントで出来た瓦の種類の一つで、最初から瓦の表面のクリアー塗膜の下にスラリー層(着色したセメント層)というものがあり、間違った(普通の)塗り替えの塗装方法で塗装をするとすぐに剥がれたり、膨れたりします。
なので下地処理をしっかりとし、専用のプライマーを塗り塗装していきます。
まずは高圧洗浄。水圧150kg/cmのトルネード高圧洗浄にて、手に色が付かなくなるまでしっかりと洗います。
どうしても残るようならワイヤーブラシなどを使い落とします。
ここの下地処理でどこまでしっかりと処理をするかが一番大切な工程となりますので、時間がかかっても手を抜かずにしっかりと処理をします。
その後、充分に乾燥させ、専用のプライマーをたっぷりと吸い込ませ塗っていきます。
ここも大切なポイントで、今回は洋瓦専用の下塗り材の水谷ペイントのスラリー強化プライマーを使用しました。
その後、上塗りには水谷の水系シリコンをガッチリ2回塗り完了です。
塗装は、一度仕上がってしまうと、仕上がりを見ただけではしっかりとした施工がされているのか判断するのは難しいです。
しかし、1年や2年でその違いは現れてきます。
ただし手抜き工事や間違った塗装をしてしまうと、それを全て剥がさない限り、元には戻せないため、塗られた時点でもう手遅れになってしまうことがほとんどですので皆さん気を付けて下さい。
モニエルなどの乾式洋瓦の塗装は、塗替え情報館へお任せ下さい。