長年雨漏りの有ったカラーベスト屋根をガルバリウム鋼板屋根に重ね葺き、カバー工法(三島市・M様邸)
2016.06.16 (Thu) 更新
こんにちは!塗替え情報館の鈴木です。
三島市で雨漏り補修・1F屋根塗装・2F屋根重ね葺き工事をさせて頂きました。
雨漏り調査依頼を頂き、現場調査させていただくと、まずは天井に大きな雨染みが・・・
その後、天井裏・屋根裏の状態を確認すると、雨漏りカ所の真上の屋根裏の釘が出た場所から水の侵入が確認できます。
その水の侵入の原因を特定するために屋根に上ります。
屋根の状態を確認すると、雨漏りカ所の付近だけ塗装が膨れ上がっています。
「強風の雨の日に雨漏りする」とお施主様から聞いていましたので、原因は、屋根の塗装により屋根コロニアルベストの上下重なり部分が埋まって、細かな隙間から入った雨水が外に出れずに、コロニアルベストを止めている釘のわずかな隙間から雨漏りし、天気が良くなり蒸発しようとした水分が塗膜を膨れ上がらせたりしています。
この現象にならないようにするには「縁切り」上下重なり部分の縁を切る必要があります。
塗替え情報館では縁切りを確実に行うために、「タスペーサー」を使用します。(下の〇)
このタスペーサーを1?あたり約10個挿入し、一定の隙間を確保することで塗装をしても隙間が埋まらずに雨漏りや膨れなどを防ぎます。
今回は雨漏りもなく1度も塗られていない1Fコロニアル屋根をこの通気工法で塗装いたしました。
雨漏りのあった2Fの屋根は下地の状態と塗膜の膨れなどの状態から、2F屋根全体のコロニアルベスト?ガルバリウム鋼板への重ね葺き工事を致しました。
重ね葺き(カバー工法)は、葺き替えよりも費用が安く、埃やごみなども少なく済みますので、近隣の方々へご迷惑をおかけすることが少なく済み、現在はメーカー保証が10年~30年も有り、お施主様には工事後も安心して住んでいただくことが出来ます。
屋根や屋上からの雨漏りでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。