金属系サイディングボードについて
皆さん、こんにちは。
本日は、サイディングボードの2種類目、金属系サイディングボードについて話をしていきます。
金属サイディングボード
金属系サイディングボードとは、主成分が金属であるサイディングボードのことを指します。金属に凹凸などの加工を施し、裏側にスポンジのような断熱材をつけたものが金属系サイディングボードです。金属系サイディングボードのメーカーには、アイジー工業、東邦シートフレーム、YKKAP、チューオーなどがあります。
金属はアルミやスチールが使われており、金属の種類によってサイディングボード自体の金額も変わります。アルミよりもスチールの方が安いのが一般的です。アルミニウム、亜鉛合金などを組み合わせた鋼板が、皆さんもよく知っているガルバリウム鋼板と言われる部材です。様々な金属の性質を組み合わせて耐久性を高めている部材もあります。プレハブ小屋などによく使われているトタン外壁も、金属系サイディングボードの一つなのです。
金属系サイディングボードの最大の長所は、金属板であるがゆえ重量が圧倒的に軽いのが特徴です。反対に窯業系などはコンクリートが多いので重いのです。
「金属系サイディングボードはメンテナンスはほとんど不要のメンテナンスフリー素材」とよく言われていますが、金属ですのでそのままにしておくと当然錆びていきますし、表面の塗装はどうしても塗料なので劣化するため、メンテナンスは必要になります。
メンテナンスの際に、折れ曲がってしまう可能性があるため高圧洗浄機で圧を高めては使ってはいけない、シンナー等の有機溶剤を使ってはいけないなどの制約があるので、きちんとメーカーや業者に確認することをオススメ致します。
以上が金属系サイディングボードについての内容になります。
金属系サイディングボードを現在外壁として使用しておられる方が塗替えをご検討されている場合、是非とも塗替え情報館までご用命をお願い致します!