サイディングボードの種類について
本日の現場ブログはサイディングボードについて書きます。
豆知識として覚えておいて損はないはずです。
最後までお付き合いをお願いいたします!
1.サイディングボードとは
サイディングボードは家周辺の壁を作り上げる外装材、外壁材の一つです。サイディングボードというパネル状の板を何枚も並べて貼り、完成します。
統計データ(2010年 外壁材市場白書 矢野経済研究所)では、日本の新しい戸建ての78.5%は窯業系サイディングボード、8.3%がモルタル、4.6%が金属サイディングボード、4.3%がALCとなります。つまり多くの住宅がサイディングボードになっていると言っても過言ではありません。モルタル外壁は全面をまんべんなく塗る為、境目がないことも特徴なのですが、サイディングは既製品のパネルを貼り合わせるので、パネルとパネルの間に必ず境目が出来ます。その境目を目地といい、弾力性のあるコーキング剤(シーリング材)をその目地に埋めて防水を実施しています。
サイディングは直射日光や雨風で劣化していきます。そのため、サイディングボードの表面をそのままにしてしまうと劣化してしまうので、それを塗装して保護するのが一般的な方法です。(現在では光触媒等でサイディングボードを保護する場合もあります。)つまり、塗料・サイディング・コーキング(シーリング)の三つの寿命には十分気を付けて、メンテナンスをする必要があります。定期的なメンテナンス費用がかかってしまう難点もあります。
2.4種類のサイディングボードについて
サイディングボードにはその原材料から、大きく分けて四種類があり、それぞれにメリット、デメリットが存在します。
①窯業系(ようぎょうけい)サイディングボード
②金属系サイディングボード
③木質系サイディングボード
④樹脂系サイディングボード
以上4種類がサイディングボードの種類になります。前述の通り、それぞれに良さや難点がありますので、次回以降、順に話をさせて頂きます。
サイディングボードへの塗装のみならず、あらゆる外壁、屋根、付帯物への塗装について知識のある「塗替え情報館」まで、是非ご用命をお願いいたします!